たまアリは何階までありますか？

たまアリ探検記：知られざる階層構造と、そこから見渡せる景色

さいたまスーパーアリーナ、通称「たまアリ」。その圧倒的な存在感と、様々なアーティストの熱狂的なライブ会場としてのイメージが強いですが、実はその内部構造は意外と複雑で、奥深い魅力に満ちています。

この記事では、よくある「7階建て＋地下1階＋屋上2階建て」という情報だけでは見えてこない、たまアリの階層構造と、そこから生まれる様々な視点について掘り下げてみたいと思います。

たまアリの階層構造：７階建てだけじゃない！

確かに、公式な情報として「地上7階、地下1階、屋上に2階建ての構造」とされています。しかし、これはあくまで一般的な区分けであり、実際の内部はイベントの内容や、利用者の目的に応じて、様々な顔を見せます。

例えば、アリーナモードの場合、１階部分はほとんどが可動席やステージ設営に使われ、観客が普段利用することはあまりありません。アリーナ席のチケットを持っていても、実際には2階や3階に相当する高さからの観覧になることも珍しくありません。

逆に、展示会やイベントスペースとして利用される際は、1階部分が広大なフラットスペースとして活用され、まるで別の建物のようにも感じられます。

階層が生み出す様々な視点

たまアリの各階層は、それぞれ異なる視点を提供してくれます。

• アリーナ席（１～３階相当）： アーティストの息遣いを間近に感じられる、臨場感あふれる空間です。熱狂的なファンにとっては、まさに至福の場所と言えるでしょう。
• スタンド席（４～７階相当）： アリーナ全体を見渡せる、戦略的な視点を提供してくれます。パフォーマンス全体の構成や、照明の演出などをじっくりと観察したい方におすすめです。
• 屋上庭園： イベントの喧騒から離れ、静かに景色を眺められる隠れ家のような空間です。さいたま新都心の街並みを一望できる、穴場スポットと言えるでしょう。

たまアリを最大限に楽しむために

たまアリを訪れる際は、事前にイベントの内容や座席の位置を確認し、それぞれの階層が持つ特性を理解しておくことで、より一層楽しめるはずです。

例えば、ライブに行くなら、アーティストの表情を間近で見たいか、全体のパフォーマンスをじっくり見たいかで、座席を選ぶ基準が変わってきます。

展示会に行くなら、広い会場全体を効率的に回るための計画を立てておくことが重要です。

そして、時間に余裕があれば、ぜひ屋上庭園にも足を運んでみてください。そこには、普段の喧騒からは想像もできない、静かで美しい景色が広がっています。

たまアリは、単なるイベント会場ではなく、様々な顔を持つ、巨大なエンターテインメント空間です。ぜひ、その奥深さを体験してみてください。