小田急百貨店新宿店の閉店後はどうなるのでしょうか?

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小田急百貨店新宿店跡地には、オフィスと商業施設を併せ持つ地上48階建て、高さ260メートルの超高層ビルが建設される予定です。東京都庁よりも高いこのビルは、小田急電鉄と東京メトロの計画で、2029年度完成を目指しています。百貨店が入るかどうかは現時点では未定です。
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小田急百貨店新宿閉店後の跡地再開発

2023年3月末に閉店した小田急百貨店新宿店。その跡地は、どのように再開発されるのでしょうか。

現在、小田急電鉄と東京メトロは、跡地に地上48階建て、高さ約260メートルの超高層ビルを建設する計画を進めています。このビルの用途はオフィスと商業施設を併せ持つ複合ビルで、2029年度の完成を目指しています。

超高層ビルは、東京都庁舎よりも高く、新宿エリアで一際目立つランドマークとなることが期待されています。小田急電鉄によると、商業施設の規模は約4万4,000平方メートルで、ファッションや飲食店、各種サービスが入居する予定です。

ただし、現時点では百貨店が入居するかどうかは未定です。デパート需要の低迷を受け、百貨店の一括入居は見送られる可能性があるとされています。

この超高層ビルは、新宿駅の東口エリアと西口エリアを結ぶ「新宿ミライナタワー」構想の一環として建設されます。新宿ミライナタワーは、高層ビルや商業施設、公園などを一体的に整備する大規模再開発プロジェクトで、新宿エリアの新たな活性化を図ることが狙いです。

小田急百貨店新宿店の跡地再開発は、新宿駅の利便性を向上させ、商業やビジネスの拠点としての機能を強化すると期待されています。また、新しいランドマークの誕生により、新宿エリアがさらに魅力的な街へと変貌を遂げる可能性があります。