日本の三大ゼネコントップ5は？

日本三大ゼネコントップ5

日本のゼネコン業界を牽引する巨大企業は、「三大ゼネコン」として知られています。その中でも、常にトップに君臨し続けているのは次の5社です。

1. 大成建設

年間売上高1兆3937億円を誇る大成建設は、業界の首位を維持しています。超高層ビル建設から原子力発電所まで、大規模かつ複雑なプロジェクトで高い実績を誇っています。近年では、東京スカイツリーやドバイ国際金融センターなど、象徴的な建造物を手掛けています。

2. 竹中工務店

売上高1兆2511億円で、大成建設に次ぐ業界2位に位置するのが竹中工務店です。伝統的な木造建築から最新の建築技術まで幅広く対応し、神社仏閣や美術館などの文化施設の建設で強みを発揮しています。また、海外でも積極的に事業を展開しています。

3. 長谷工コーポレーション

年間売上高8797億円の長谷工コーポレーションは、住宅建設に特化したゼネコンです。マンションや戸建て住宅の開発・建設で高いシェアを誇り、「住友不動産」や「野村不動産」などの大手不動産会社との提携も強固です。

4. 鹿島建設

売上高7455億円を有する鹿島建設は、三大ゼネコンの中でも特に海外事業に力を入れています。中東や東南アジアでインフラプロジェクトやプラント建設を積極的に展開し、日本国外での売上比率が高いことが特徴です。

5. 大林組

売上高7090億円の大林組は、ダムや橋梁といった土木工事を得意としています。国内外で水利・交通インフラの整備に携わり、防災・減災対策も重視しています。また、建設業界のDX（デジタルトランスフォーメーション）にも積極的に取り組んでいます。

これらの三大ゼネコンは、日本の建設業界において圧倒的なプレゼンスを有しています。大規模プロジェクトから一般住宅まで幅広い建設需要に対応し、インフラ整備や経済成長に貢献しています。