眉毛の上が痛いときは何科を受診すればいいですか？

眉毛の上が痛いときの受診先

眉毛の上が痛い場合、その原因や重症度によって受診すべき科が異なります。ここでは、症状に応じた受診先について解説します。

救急車を呼ぶべき場合

以下の症状がある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

• 突然の激しい痛み
• 頭痛、吐き気、嘔吐
• 視力障害または二重視
• 意識の混濁またはけいれん
• 片側の麻痺または脱力

これらの症状は、脳卒中や頭蓋内出血、脳腫瘍などの緊急を要する病態を示している可能性があります。

脳神経外科を受診すべき場合

以下の症状がある場合は、脳神経外科を受診してください。

• 長引く眉毛の痛み（3日以上）
• 痛みが増強したり、別の症状が現れたりした場合
• 片側の眉だけが痛い場合
• 痛みを伴う視力障害
• 眼球後方の痛み

これらの症状は、三叉神経痛、顔面けいれん、群発頭痛などの神経系の病態を示唆している可能性があります。

整形外科を受診すべき場合

以下の症状がある場合は、整形外科を受診してください。

• 眉毛を動かしたときに痛む場合
• 眉毛周辺のしこりや腫れ
• 外傷後の眉毛の痛み

これらの症状は、筋肉の緊張や炎症、骨折などの整形外科的疾患を示している可能性があります。

皮膚科を受診すべき場合

以下の症状がある場合は、皮膚科を受診してください。

• 眉毛の皮膚の発赤、かゆみ、発疹
• 眉毛の脱毛
• 眉毛に膿疱や水疱がある場合

これらの症状は、湿疹、乾癬、帯状疱疹などの皮膚疾患を示している可能性があります。

総合内科を受診すべき場合

上記の症状に当てはまらず、眉毛の上が軽度に痛い場合は、総合内科を受診してください。

総合内科では、全身状態を総合的に評価し、痛みを引き起こしている潜在的な病態を特定します。

注意すべき点

眉毛の上が痛い場合、自己判断で受診先を決定せず、必ず医療機関を受診してください。医療機関では、症状を評価し、適切な受診先を紹介してくれます。