クロームの翻訳を戻すにはどうすればいいですか？

Chromeの自動翻訳をオフにする、そして元に戻す：完全ガイド

Chromeの自動翻訳機能は、多言語環境において非常に便利なツールです。しかし、常に翻訳が必要なわけではない、あるいは特定のサイトでは元の言語のまま閲覧したい、というケースも少なくありません。Chromeの翻訳機能をオフにする方法は簡単ですが、誤ってオフにしてしまった場合、または設定をいじってしまい元に戻せなくなってしまった場合に戸惑う方もいるでしょう。本記事では、Chromeの翻訳機能のオフ・オンを切り替える方法、そしてトラブルシューティングについて、詳しく解説します。

1. Chromeの自動翻訳をオフにする方法:

まず、Chromeの自動翻訳機能をオフにする手順を改めて確認しましょう。これは、Chromeの自動翻訳を初めてオフにする方、あるいは設定をリセットしたい方にとって、基本的な操作です。

1. Chromeブラウザを開きます。 お使いのパソコンでGoogle Chromeを起動してください。

2. 「その他」メニューを開きます。 ブラウザウィンドウの右上にある、縦に並んだ三つの点（「その他」アイコン）をクリックします。

3. 「設定」を選択します。 ドロップダウンメニューから「設定」をクリックしてください。

4. 「言語」を選択します。 設定画面の左側のメニューから、「言語」を選択します。

5. 「Google 翻訳」設定を探します。 「言語」設定画面をスクロールして、「Google 翻訳」セクションを探してください。

6. 「Google 翻訳を使用」をオフにします。 このオプションのトグルスイッチをオフ（グレー）の状態にします。

これで、Chromeによるウェブサイトの自動翻訳は停止します。以降、異なる言語のウェブサイトを開いても、Chromeは自動的に翻訳しなくなります。

2. 誤ってオフにしてしまった場合、あるいは機能が戻らない場合の対処法:

上記の手順で翻訳機能をオフにしてしまった後、改めて翻訳機能を利用したい場合、または何らかの理由で翻訳機能が正しく動作しなくなった場合は、以下の手順を試してください。

• ステップ1〜6を再確認する: まず、上記のステップ1から6までをもう一度慎重に確認しましょう。小さなミスで設定がうまく反映されない場合があります。特に、「Google 翻訳を使用」のトグルスイッチが確実にオフになっているか、そして再度オンに切り替えたかを注意深く確認してください。

• ChromeのキャッシュとCookieをクリアする: ブラウザのキャッシュやCookieに問題がある場合、設定が反映されないことがあります。Chromeの設定から「プライバシーとセキュリティ」>「閲覧履歴データを消去」を選択し、「キャッシュされた画像とファイル」「Cookieとその他のサイトデータ」にチェックを入れて、「データを消去」をクリックします。

• Chromeを再起動する: 単純な再起動で問題が解決することがあります。Chromeを完全に終了し、再度起動してみてください。

• Chromeのアップデートを確認する: 古いバージョンのChromeでは、翻訳機能にバグが発生している可能性があります。Chromeが最新バージョンにアップデートされているか確認し、必要であればアップデートを実行してください。

• Chromeの再インストール: 上記のすべての方法を試しても解決しない場合は、Chromeをアンインストールし、再度インストールすることを検討してください。

3. 特定のウェブサイトだけ翻訳しないようにする:

全てのウェブサイトの自動翻訳をオフにするのではなく、特定のウェブサイトだけ翻訳したくない場合は、そのウェブサイトを開いた状態で、アドレスバーの翻訳アイコンをクリックし、「このサイトを常に<元の言語>で表示」を選択することで、そのサイトのみ自動翻訳を無効化することができます。

これらの手順に従うことで、Chromeの翻訳機能を自由にオンオフし、快適なブラウジング体験を実現できるはずです。それでも問題が解決しない場合は、Google Chromeのヘルプページを参照するか、Googleサポートに問い合わせてみてください。