お見合いで聞いておくべきことは？

お見合い、ドキドキしますね。相手のことを少しでも知りたい、そして好印象を与えたい。そんな気持ちを抱えながら臨む大切な時間。しかし、ただ漠然と話をしても、良い結果には繋がりません。 そこで、お見合いで効果的に、そして自然な流れで会話を進めるための、質問のポイントと、会話の進め方を考えてみましょう。

まず、定番の仕事や趣味、家族の話は必須です。しかし、単に「仕事は何をしていますか？」と聞くだけでは、会話はすぐに止まってしまう可能性があります。 「仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか？」「休日はどのように過ごしていますか？最近何か面白かったことはありましたか？」と、具体的な質問を投げかけることで、相手はより具体的なエピソードを語り、そこからさらに深い会話へと発展させやすくなります。 例えば、「休日は家でゆっくり過ごすことが多いです」という答えに対しては、「どんな風に過ごされるんですか？何か趣味とかありますか？」と、具体的な行動や趣味に踏み込んだ質問をしてみましょう。

趣味の話は、共通点を探す良い機会です。共通の趣味があれば、そこから話が弾むのはもちろん、そうでなくても「それは面白そうですね！どんな魅力がありますか？」と、相手の熱意を汲み取るような質問を心がけましょう。 趣味を通じて、その人の性格や価値観の一端が見えてくることもあります。 例えば、「最近、〇〇にハマっているんです」という発言には、「へえ、〇〇ですか！どんなところが魅力なんですか？私も少し興味があるので教えて下さい」と、興味を示すことが大切です。

家族の話は、デリケートな部分でもあるため、配慮が必要です。しかし、家族関係は、その人の育ってきた環境や人となりを知る上で重要な情報源です。 「ご家族とどのように過ごされていますか？」というような、抽象的な質問ではなく、「兄弟姉妹はいますか？」「ご両親とはどんなお話をされますか？」など、具体的な質問をしながら、相手の家族への思いや、家族関係の雰囲気を感じ取ることが大切です。ただし、ネガティブな話題に偏らないよう注意しましょう。

さらに、会話に深みを持たせるために、「最近ハマっていること」「美味しかった食べ物」といったパーソナルな話題を取り入れるのも効果的です。 これらは、相手の興味や感性を理解するのに役立ち、自然な親近感につながります。 「最近何か面白いものを見つけましたか？」「最近食べたもので美味しかったものはありますか？」といった、オープンな質問から始めてみましょう。 そこから、相手の好みやこだわりなどを知ることができ、共通の話題を見つけるきっかけにもなります。

そして、将来を見据えた話題も効果的です。 「旅行が好きですか？もし時間があったらどこに行きたいですか？」といった質問は、相手の価値観や人生観を垣間見ることができるでしょう。 ただし、結婚観については、直接的に「結婚についてどう考えていますか？」と尋ねるのではなく、「将来どんな家庭を築きたいですか？」「どんな人と人生を共にしたいですか？」といった、間接的な質問から始めるのが自然で好ましいでしょう。

お見合いは、相手を知るための大切な機会です。 上記を参考に、準備をしておけば、より充実した時間となり、良い結果につながる可能性が高まるでしょう。 大切なのは、一方的に質問するのではなく、相手の言葉に耳を傾け、共感し、自然な会話の流れを作ることです。 笑顔を忘れずに、リラックスして臨みましょう。