招待状の「御」はどうやって消したらいいですか?

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はがき返信時は、「御」や「御芳」の敬称を二重線または「寿」で消す。これは、自身の署名と重複して二度敬称を用いることを避けるためのマナーです。

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招待状の「御」の消し方

招待状には通常、「御」や「御芳」といった敬称が使用されています。返信する際には、これらの敬称を消すのがマナーです。

消し方の方法

敬称の「御」を消す方法は、以下の2つがあります。

1. 二重線で消す

もっとも一般的な方法は、敬称に二重線を引くことです。

例:

  • 「御名前」→ 「名前」
  • 「御芳名」→ 「芳名」

2. 「寿」で消す

一部のハガキには、「寿」という丸印が印刷されている場合があります。この丸印に「御」を重ね書きすることで、敬称を消すことができます。

例:

  • 「御名前」→ 「 寿御名前」
  • 「御芳名」→ 「 寿御芳名」

消す理由

敬称を消す理由は、以下の通りです。

  • 過剰な敬称を避ける: 招待状にはすでに「御」などの敬称が使用されているため、返信する際にさらに敬称を使用すると過剰になります。
  • 自身の署名との重複を防ぐ: 返信の署名には「私」などの敬称が含まれています。そのため、敬称を二重に使用するのを避ける必要があります。
  • フォーマルさを保つ: 敬称を消すことで、返信のフォーマルさを保つことができます。

注意:

  • はがき返信の場合のみ: 敬称の消去は、はがきで返信する場合にのみ行います。メールや電話で返信する場合は、敬称を消す必要はありません。
  • 本来消す必要のない場合がある: 「御礼状」や「御祝儀袋」などの場合は、すでに二重線や「寿」が記入されているため、自分で消す必要はありません。