籍を入れたら何をすればいいですか？

籍を入れたら何をすればいい？ 新生活スタートガイド

めでたく籍を入れ、晴れて夫婦となった皆さん、おめでとうございます！これから始まる新生活は、喜びと同時に、様々な手続きや準備で少し戸惑うこともあるかもしれません。そこで、入籍後すぐに必要な手続きや準備を分かりやすくまとめた、ステップバイステップのガイドをご用意しました。

ステップ1：戸籍関係の手続き

まず、最も重要なのは戸籍の変更です。婚姻届を提出した役所（通常は夫または妻の住所地）から、新しい戸籍謄本を取得しましょう。これは、今後の様々な手続きで必要になります。 具体的には、以下の手続きが必要です。

• 戸籍謄本・抄本の取得: 新しくなった戸籍を確認し、今後の手続きに必要な書類として保管しましょう。複数部取得しておくことをおすすめします。
• 住民票の異動: 住所に変更がない場合でも、氏名変更を反映させるために住民票の異動手続きが必要です。 夫または妻の住所地に住民票を移す手続きを行う場合、必要な書類は役所で確認しましょう。
• 運転免許証の変更: 氏名と住所に変更がない場合でも、更新手続き時もしくは免許センターで変更手続きが必要です。 早めに変更手続きを行いましょう。
• 健康保険証の変更: 勤務先の健康保険であれば、人事部に手続きを依頼します。国民健康保険の場合は、市区町村役場での手続きが必要です。
• 年金手帳の変更: 氏名変更を反映させるために、年金事務所で手続きが必要です。

ステップ2：金融機関への届け出

結婚によって、金融機関の口座名義やカード情報に変更が生じる場合があります。以下の手続きを行い、スムーズな金融取引を確保しましょう。

• 銀行口座・クレジットカード名義変更: それぞれの金融機関に氏名変更の手続きを依頼します。 オンラインバンキングを利用している場合は、パスワード変更なども必要となる場合があります。
• 証券口座名義変更: 証券会社に氏名変更の手続きを依頼します。 保有している証券の種類によっては、手続き方法が異なる場合がありますので、事前に確認しましょう。
• 保険関係の変更: 生命保険や損害保険などの保険会社に連絡し、氏名変更の手続きを行いましょう。 受取人などの変更も必要であれば、合わせて手続きを行います。

ステップ3：その他手続き・準備

金融関係以外の手続きや準備も必要です。

• マイナンバーカードの氏名変更: 氏名変更を反映させるため、市区町村役場での手続きが必要です。
• 各種会員証・ポイントカードの変更: 利用している会員証やポイントカードの氏名変更を各会社に連絡しましょう。 オンラインでの変更手続きが可能な場合もあります。
• 住所変更届: インターネットサービスプロバイダー、各種サービス提供会社などに住所変更を届け出ます。
• 職場への届け出: 勤務先に婚姻届と氏名変更を届け出ます。 給与振込口座の変更なども必要に応じて行いましょう。
• 家族・友人への連絡: 結婚の報告と氏名変更を家族や友人などに伝えましょう。

ステップ4：新生活の準備

手続きだけでなく、快適な新生活を送るための準備も大切です。

• 住まいの準備: 新居への引っ越しや、既存の住まいの模様替えなど、住環境を整えましょう。
• 生活用品の購入: 共同生活に必要な日用品、家具、家電製品などを揃えましょう。
• 家計管理の計画: 夫婦で家計簿をつけ、予算を立て、将来設計を話し合う時間を取りましょう。

これらの手続きや準備は、時期や状況によって優先順位が変わる可能性があります。 まずは、戸籍関係の手続きを済ませ、その後、金融機関やその他の関係機関への届け出を進めていくのが効率的です。 それぞれの機関の手続き方法や必要な書類は、事前に確認することをお勧めします。

余裕を持って一つずつ対応することで、スムーズに新生活をスタートさせることができるでしょう。 新しい生活を心から楽しんでください！