結婚式で母親が着るべきドレスの色は？

結婚式で母親が着るべきドレスの色：上品さと祝福の気持ちを込めて

結婚式は、新郎新婦にとって人生の門出を祝う特別な一日。母親にとっても、わが子の晴れ姿を見守り、祝福する大切な日です。洋装を選ぶ母親が増える中、ドレスの色選びは、その日の装いを印象付ける重要な要素となります。

まず、大前提として、新婦の色である白やオフホワイトは避けるべきです。これは、新婦が主役であるという不文律を守るため、そして、新婦を立てるという母親の優しさの表れでもあります。

では、どのような色が適切なのでしょうか？

1. 会場の雰囲気とドレスコードを考慮する

結婚式の形式（フォーマル、セミフォーマル、カジュアルなど）や、会場の雰囲気（ホテル、レストラン、ガーデンなど）によって、ふさわしい色合いは異なります。事前に新郎新婦に確認しておくのが確実です。

• フォーマルな結婚式: ネイビー、ダークグリーン、ワインレッドなどの深みのある色は、上品で落ち着いた印象を与えます。光沢のある素材や、ビジューがあしらわれたデザインを選ぶと、華やかさもプラスできます。
• セミフォーマルな結婚式: パステルカラー、ベージュ、グレーなどの柔らかな色合いは、優しく穏やかな印象を与えます。レースやシフォン素材を取り入れると、より女性らしい雰囲気に。
• カジュアルな結婚式: 明るい色や柄物のドレスも選択肢に入ります。ただし、派手すぎる色や柄は避けるようにしましょう。

2. 母親の個性を引き出す色を選ぶ

年齢や肌の色、体型などを考慮して、自分自身が最も美しく見える色を選ぶことも大切です。

• 肌が明るい方: パステルカラーや、明るい色味のネイビー、グリーンなどがよく似合います。
• 肌が色白の方: ベージュ、グレー、ピンクベージュなど、肌なじみの良い色がおすすめです。
• 肌が健康的な方: オレンジ、イエロー、グリーンなど、ビタミンカラーがおすすめです。

3. 親族との調和を考える

両家の母親同士で、ドレスの色味や雰囲気を事前に相談しておくのも良いでしょう。あまりにもかけ離れた色合いやデザインだと、統一感がなく、写真写りにも影響する可能性があります。

4. アクセサリーや小物との組み合わせ

ドレスの色が決まったら、アクセサリーやバッグ、靴などの小物との組み合わせも重要です。ドレスの色を引き立てるような、上品でシンプルなデザインのものを選びましょう。

避けるべき色について

上記にも述べたように、白やオフホワイトはNGです。また、黒一色のドレスは、お祝いの席にはふさわしくないと考えられています。もし黒のドレスを選ぶ場合は、明るい色のアクセサリーやボレロを合わせるなど、華やかさをプラスするようにしましょう。また、蛍光色や原色など、派手すぎる色も避けるのが無難です。

まとめ

結婚式で母親が着るドレスの色は、新郎新婦への祝福の気持ちを表すとともに、自身の個性を引き出す大切な要素です。会場の雰囲気やドレスコード、自身の肌の色などを考慮し、上品で華やかな色を選びましょう。事前に新郎新婦や親族と相談し、統一感のある装いを心がけることも大切です。最高の装いで、わが子の晴れの日を祝福しましょう。