結婚式にふくさを持っていかないとどうすればいいですか?

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結婚式の祝儀は、紫・赤・ピンクなど明るい色のふくさに包んで持参するのがマナーです。ふくがない場合は、ハンカチなどで代用しましょう。祝儀をそのまま持参することは失礼にあたります。

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結婚式に袱紗を持って行くのがマナーであることは広く知られていますが、いざ当日になって「しまった!袱紗を持ってきてない!」と慌てた経験のある方もいるのではないでしょうか。慌てて購入する時間もない、代用品もない…そんな状況に陥った時、どうすれば良いのでしょうか? この記事では、結婚式に袱紗を持参できなかった場合の対処法、そして今後のためになる予防策について、具体的な手順とマナーを解説します。

まず、大前提として、結婚式に祝儀袋を裸のまま持参することは大変失礼にあたります。祝儀は、新郎新婦への感謝の気持ちを表す大切なものです。それを無造作に渡すことは、誠意が感じられないと受け取られてしまう可能性があります。たとえ急な事態でも、何らかの工夫をして、祝儀袋を丁寧に包む配慮が必要です。

では、袱紗がない場合、どうすれば良いのか。いくつか考えられる対処法を、状況別に見ていきましょう。

1. 会場周辺で代用品を探せるか?

最も理想的なのは、会場周辺で代用品を調達することです。多くの結婚式場がある地域では、近くにコンビニエンスストアやドラッグストアなどがある可能性が高いです。急いでいる状況でも、比較的簡単に購入できるのは、ハンカチや小さな巾着袋です。

ただし、ハンカチの場合、柄や色が派手すぎると失礼にあたる可能性があるので、無地の落ち着いた色合いのものを選びましょう。巾着袋も同様に、シンプルなデザインを選び、祝儀袋をきちんと包めるサイズであることを確認してください。購入する際に店員さんに相談すれば、適切なものを選んでくれるでしょう。

2. 会場に相談してみる

もし、時間的な余裕がなく、近くに代用品を調達できる場所がない場合は、結婚式場側に相談してみましょう。場合によっては、会場側が応急処置として何かしらを用意してくれる可能性があります。会場のスタッフに事情を説明し、丁寧に相談することが重要です。

ただし、会場側が対応してくれるとは限らないので、事前に連絡を取り、確認しておくことは難しいでしょう。あくまで最後の手段として考えておくべきです。

3. 参加者の方に相談してみる

万が一、会場周辺にも代用品がなく、会場側にも対応してもらえない場合は、同じテーブルに席が割り当てられている方などに相談してみるのも一つの方法です。もし、予備のハンカチや小さな袋を持っている方がいれば、お借りできないか、お願いしてみましょう。もちろん、借りた場合は、必ずお礼を伝え、後日返却することを忘れずに行いましょう。

4. 今後のための予防策

このような事態を避けるためには、事前に準備することが最も重要です。結婚式の日程が決まったら、すぐに袱紗を用意しておきましょう。袱紗は、冠婚葬祭用品を扱う専門店や百貨店、インターネット通販などで購入できます。色や素材、デザインも豊富なので、自分の好みに合ったものを選びましょう。

また、袱紗だけでなく、祝儀袋なども事前に準備しておくことで、当日の慌ただしさを軽減できます。祝儀袋は、金額に合わせて適切なものを選び、書き方なども事前に確認しておきましょう。

さらに、鞄の中などに、小さな無地のハンカチを常備しておくと、急な事態にも対応できます。これは、袱紗の代用としてだけでなく、様々な場面で役立つので、普段から持ち歩いておくことをお勧めします。

結婚式に袱紗を持参できなかったとしても、慌てずに適切な対処法を取れば、大きな問題にはなりません。しかし、事前に準備しておくことで、よりスムーズに、そして気持ちよく結婚式に参加できることは間違いありません。 忘れ物には気を付けて、素敵な結婚式を迎えましょう。