結婚式の一般的な流れは?

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結婚式では、新郎新婦それぞれ主賓が祝辞を述べます。通常、新郎主賓→新婦主賓の順で、それぞれ約5分間のスピーチです。新郎新婦は起立し、促されて着席します。 祝辞は、両家の代表者からの温かいメッセージで、結婚式に華を添える重要な演出です。

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結婚式の一般的な流れは?

結婚式は、人生における大きな節目であり、祝福に満ちた特別な一日です。その流れは式場やスタイルによって多少異なりますが、一般的な流れを把握しておくと、当日をスムーズに迎えることができます。ここでは、教会式、神前式、人前式を織り交ぜつつ、一般的な流れを解説します。

1. 挙式

  • 教会式: 聖歌隊による賛美歌で幕を開け、新郎入場、続いて父親にエスコートされた新婦が入場します。 誓いの言葉、指輪交換、結婚証明書への署名、ベールアップ(もしくはベールダウン)、結婚宣言と続き、退場時にはフラワーシャワーで祝福を受けます。
  • 神前式: 雅楽の調べの中、巫女に先導され、新郎新婦、両家親族が神殿へと進みます。 修祓(しゅばつ)、祝詞奏上、三献の儀(三三九度)、誓詞奏上、玉串奉奠(たまぐしほうてん)といった神聖な儀式が行われ、夫婦の契りを結びます。
  • 人前式: 自由に演出できるのが特徴です。新郎新婦入場後、結婚の誓い、指輪交換、結婚証明書への署名を行い、ゲスト全員に結婚の承認を誓約してもらいます。承認の方法は、拍手や署名、バルーンリリースなど様々です。

2. 披露宴

挙式後、場所を披露宴会場に移します。

  • ウェルカムスペース: ゲストは受付を済ませ、ウェルカムドリンクを楽しみながら、ウェルカムボードや写真展示などで新郎新婦の世界観に触れます。
  • 開宴: 新郎新婦入場、主賓挨拶、乾杯と続きます。 乾杯の発声は、新郎新婦と親しい間柄で、スピーチが得意な人が適任です。
  • 歓談・食事: ゲストは会話を楽しみながら、コース料理やビュッフェを堪能します。BGMや映像演出で会場の雰囲気を高めます。
  • ケーキ入刀・ファーストバイト: 結婚式を象徴するイベントの一つ。新郎新婦がケーキにナイフを入れ、互いに食べさせ合うファーストバイトは、シャッターチャンスです。
  • 中座・お色直し: 新郎新婦は一旦中座し、衣装を着替えます。中座中は、プロフィールムービーの上映や、友人による余興が行われることが多いです。
  • 再入場: 華やかな衣装に身を包んだ新郎新婦が再入場します。キャンドルサービスや各テーブルラウンドなどでゲストとの交流を深めます。
  • 祝辞: 新郎新婦それぞれに関係の深い主賓が祝辞を述べます。 両家の代表者として、新郎新婦への温かいメッセージと、今後の幸せを願う言葉が贈られます。スピーチの内容は、新郎新婦との出会い、人となり、結婚への祝福などが一般的です。
  • 余興・演出: 友人や親族による余興、サプライズ演出などで会場が盛り上がります。
  • 花束贈呈: 新郎新婦から両親へ、感謝の気持ちを込めて花束を贈ります。感動的なシーンとなることが多いです。
  • 手紙朗読: 新郎新婦から両親へ、感謝の手紙を読み上げます。これまでの感謝の気持ち、これからの決意を伝える、感動的な場面です。
  • 謝辞: 新郎もしくは新郎父親が、ゲストへの感謝の言葉を述べ、披露宴の締めくくりとなります。
  • 送賓: 新郎新婦がゲスト一人ひとりに見送りをし、プチギフトを手渡します。

3. 二次会

披露宴後、親しい友人や同僚と二次会を開くこともあります。カジュアルな雰囲気で、ゲームや歓談など、より親睦を深める場となります。

上記はあくまで一般的な流れです。 近年では、従来の形式にとらわれない自由なスタイルの結婚式も増えています。 新郎新婦の希望や個性を反映させた、オリジナルの結婚式を創り上げるのも良いでしょう。 大切なのは、二人にとって、そしてゲストにとって、忘れられない一日となることです。