結婚式の直前に欠席連絡をしたら引き出物はどうなる?

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結婚式直前の欠席連絡でも、ご祝儀を頂戴していれば引き出物をお返ししても失礼には当たりません。本来は出席者への贈り物ですが、直前キャンセルでは引き出物のキャンセルが難しい場合が多いからです。 ご祝儀と引き出物のバランスを考慮し、状況に応じて判断するのが適切でしょう。
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結婚式直前の欠席連絡…引き出物はどうなる? 気持ちよく解決するためのマナーと心遣り

結婚式は、新郎新婦にとって人生の大きな節目。多くのゲストに祝福され、新たな門出を祝う大切な日です。しかし、人生には予期せぬ出来事が起こるもの。体調不良や急な仕事、家族の都合など、やむを得ない事情で結婚式を欠席せざるを得ない状況も出てきます。特に、直前の欠席連絡は新郎新婦に大きな負担をかけるため、非常に心苦いものです。

そんな中、気になるのが「引き出物」の扱い。せっかく準備してくれた引き出物を、欠席した場合どうすればいいのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。今回は、結婚式直前の欠席連絡における引き出物のマナーと、円満な解決のための心遣いについて詳しく解説します。

ご祝儀を渡した場合、引き出物は受け取っても大丈夫?

結論から言うと、ご祝儀を既に渡している場合は、引き出物を辞退する必要はありません。 引き出物は、本来出席者への感謝の気持ちとして贈られるものですが、直前の欠席連絡では、既に発注済みだったり、会場への搬入が完了していたりと、キャンセルが難しい場合がほとんどです。

新郎新婦も、直前の欠席連絡で様々な調整に追われている状況でしょう。引き出物のキャンセルまでお願いするのは、更なる負担をかけることになります。ご祝儀を贈っているのであれば、引き出物を遠慮なく受け取りましょう。

ただし、受け取り方にも配慮が必要です。式場に取りに行く、郵送で送ってもらうなど、新郎新婦に手間をかけない方法を選びましょう。直接受け取る場合は、改めてお詫びと祝福の気持ちを伝え、感謝の意を表すことが大切です。

ご祝儀を渡していない場合は?

ご祝儀を渡していない場合、引き出物は辞退するのが一般的です。お祝いの気持ちは別途、現金書留や後日会う際に渡すなど、別の形で伝えましょう。

状況に合わせた柔軟な対応を

上記はあくまで一般的なマナーであり、状況によっては柔軟な対応が必要です。例えば、非常に高額な引き出物の場合、ご祝儀を渡していても辞退する方が良い場合もあります。逆に、新郎新婦と親しい間柄で、引き出物をぜひ受け取ってほしいと強く言われる場合もあるでしょう。

大切なのは、新郎新婦との関係性や状況に応じて、適切な判断をすることです。迷った場合は、率直に新郎新婦に相談してみるのも良いでしょう。

心遣いを伝えることが大切

結婚式を欠席する場合は、引き出物の有無に関わらず、新郎新婦へのお祝いの気持ちを伝えることが重要です。欠席の連絡と共に、お祝いのメッセージを添えたり、後日改めてお祝い状を送るなど、誠意を伝えることで、新郎新婦の気持ちを少しでも和らげることができます。

また、欠席理由が体調不良などの場合は、回復後に改めてお祝いの気持ちを伝える機会を設けるのも良いでしょう。食事会などにお誘いし、直接祝福の言葉を伝えることで、より気持ちが伝わるはずです。

結婚式は、新郎新婦にとって特別な一日。やむを得ない事情で欠席する場合は、マナーを守り、心遣いを伝えることで、新郎新婦との良好な関係を維持することができます。状況に応じて適切な判断をし、気持ちよく解決できるよう心がけましょう。