結婚祝いを式に出ない場合のマナーは？

結婚式に出席できない場合の結婚祝いのマナー

結婚式は人生における一大イベントであり、お祝いをしたい心境は理解できますが、何らかの理由で出席できない場合もあります。そんなときの結婚祝いを贈る上で、マナーを心得ることが大切です。

1. 金額の目安

出席できない場合の結婚祝いとして、相場は出席時の半額程度とされています。平均的な出席時の祝儀が2万円であることを考えると、1万円が目安になります。

2. 贈り方

結婚式前に手渡しするのがベストですが、都合がつかない場合は現金書留で郵送しましょう。現金書留を使う場合は、お祝い金を新札にして、祝儀袋に入れましょう。

3. 祝儀袋の表書き

祝儀袋の表書きは、「御祝」または「御結婚御祝」とします。お名前は名字のみで、連名にする場合は目上の方を先頭に書きましょう。

4. 紅白蝶結びの水引

祝儀袋の水引は、紅白の蝶結びを使用します。蝶結びは何度でも結び直せるため、末永くお付き合いできることを願う意味が込められています。

5. 金額のプラスアルファ

伝統的に、お祝いの金額は2で割り切れない金額にする習慣があります。これは、「割り切れないお付き合いをしたい」という願いが込められています。そのため、1万円の結婚祝いに500円や1,000円をプラスすると良いでしょう。

6. お祝いのメッセージカード

祝儀袋に添えて、お祝いのメッセージカードを添えることもできます。新郎新婦への祝福の言葉や、欠席を詫びる気持ちを綴りましょう。

7. 贈るタイミング

結婚祝いは、結婚式の前後1週間程度に贈りましょう。遅れすぎると失礼に当たる可能性があります。

まとめ

結婚式に出席できない場合の結婚祝いでは、1万円程度を目安に、紅白蝶結びの水引の祝儀袋に入れて贈るのが一般的です。また、お祝いの気持ちを伝えるために、2で割り切れない金額をプラスしたり、メッセージカードを添えたりすると心遣いが伝わります。マナーを踏まえて、新郎新婦の門出をお祝いしましょう。