国道と都道府県道の見分け方は？

国道と都道府県道の見分け方

運転中にさまざまな道路に出くわすことがありますが、その種類を把握することは安全運転と円滑な交通の流れに役立ちます。特に、国道と都道府県道の区別を知っておくことは重要です。

道路標識、特に番号標識の色に注目することで、道路の種類を簡単に判別できます。

道路標識の色による区別

道路標識の地色は、道路の種類を示す重要な指標です。

• 国道: 赤色
• 主要地方道: 緑色
• 一般都道府県道: オレンジ色

高速道路を除く道路の場合、上記の色を覚えておくことで道路の種類を簡単に判断できます。

番号標識の色による確認

番号標識の色も、道路の種類を示しています。

• 国道: 白地に黒文字
• 主要地方道: 黄地に黒文字
• 一般都道府県道: 白地に緑文字

番号の表記

番号標識の番号表記にも違いがあります。

• 国道: 1桁～4桁の数字
• 主要地方道: 1桁～3桁の数字に、末尾に「-」と1～2桁の数字
• 一般都道府県道: 1桁～3桁の数字に、末尾に「-」と1～3桁の数字

その他の特徴

道路標識や番号標識の色以外にも、道路の形状や幅、交通量などの特徴でも道路の種類を判断できます。

• 国道: 一般的に幅が広く、交通量が多い
• 主要地方道: 国道を補完する役割があり、国道ほど広くはないが交通量が多い
• 一般都道府県道: 市町村や地域をつなぐ役割があり、幅や交通量はまちまち

安全運転に役立てよう

道路の種類を把握することで、適切な速度や追い越し可否などを判断できます。また、道路状況や交通情報を提供する道路情報サービスなど、道路の種類に応じた情報を活用できます。

安全運転と円滑な交通の流れのために、道路標識や番号標識の色を確認し、道路の種類を正しく判断しましょう。