ずっとWi-Fiがオンになっているようにするには？

スマートフォンのWi-Fi、常にオン！でもちょっと待って！賢く使うための徹底ガイド

スマートフォンを手にした瞬間から、私たちの生活はWi-Fiと切っても切れない関係になりました。動画視聴、SNS、ゲーム、調べ物…ありとあらゆる活動にデータ通信は必須。そして多くの場合、Wi-Fiを利用することで、モバイルデータ通信量を気にせず快適に利用できます。

確かに、Wi-Fiを常にオンにしておくことは、便利さの追求という点では理にかなっています。特に、頻繁に出入りする自宅や職場、カフェなど、信頼できるWi-Fi環境が整っている場所では、自動的に接続してくれるため、煩わしさを感じることなくスムーズにインターネットを利用できます。

しかし、ちょっと待ってください。本当にWi-Fiを常にオンにしておくことが、あなたにとって最適な選択なのでしょうか？

常にオンのメリット・デメリットを徹底比較！

まずは、Wi-Fiを常にオンにしておくことのメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット:

• 自動接続の快適さ: 設定済みのWi-Fiスポットに近づけば自動的に接続されるため、毎回手動で接続する手間が省けます。
• データ通信量の節約: Wi-Fiに接続していれば、モバイルデータ通信量を消費しないため、通信制限を気にすることなく利用できます。
• バッテリー消費の抑制（場合による）： 電波の弱いモバイルデータ通信を継続するよりも、安定したWi-Fiに接続している方がバッテリー消費を抑えられる可能性があります。
• より高速な通信速度： 一般的に、Wi-Fiの方がモバイルデータ通信よりも高速な通信速度を提供します。

デメリット:

• セキュリティリスクの増大: 不正なWi-Fiスポットに誤って接続してしまうリスクがあります。特に、暗号化されていない公共のWi-Fiスポットは、個人情報を盗み取られる危険性があるため注意が必要です。
• バッテリー消費の増大（場合による）： 常にWi-Fi電波を探している状態は、バッテリーを消費する可能性があります。特に、電波が弱い場所では、バッテリーの消耗が激しくなることがあります。
• 位置情報の追跡リスク： Wi-Fiを利用して位置情報を追跡される可能性があります。
• 不要なネットワークへの自動接続： 過去に一度だけ接続したWi-Fiスポットに、意図せず自動的に接続されてしまうことがあります。

賢くWi-Fiを使うための３つの提案

メリットとデメリットを踏まえた上で、本当に「常にオン」が最適なのか、再考してみましょう。より賢くWi-Fiを活用するための３つの提案です。

1. 信頼できるWi-Fiスポットを厳選する: 自宅や職場など、セキュリティ対策がしっかりと施された信頼できるWi-Fiスポットのみを自動接続の設定に登録しましょう。
2. Wi-Fi自動接続設定を見直す: 過去に一度だけ接続したWi-Fiスポットが自動接続設定に残っていないか確認し、不要なネットワークは削除しましょう。
3. 状況に応じてWi-Fiを切り替える: 外出先など、信頼できるWi-Fiスポットがない場所では、Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信を利用するなど、状況に応じて切り替えましょう。

セキュリティ対策も忘れずに

公共のWi-Fiスポットを利用する際は、VPN（仮想プライベートネットワーク）を利用するなど、セキュリティ対策を徹底しましょう。VPNを利用することで、通信内容を暗号化し、個人情報を保護することができます。

まとめ

Wi-Fiを常にオンにしておくことは、確かに便利ですが、セキュリティリスクやバッテリー消費など、考慮すべき点も多くあります。上記のような提案を参考に、あなた自身のライフスタイルや利用状況に合わせて、Wi-Fiの使い方を見直してみてはいかがでしょうか？より快適で安全なインターネットライフを送るために、今一度、Wi-Fiの設定を見直してみましょう。