アクションボタンのショートカットの設定方法は？

iPhone 15 Pro/Pro Max アクションボタンを使い倒す！ ショートカット設定で日常を劇的に効率化する方法

iPhone 15 Pro/Pro Max で新たに搭載されたアクションボタン。このボタン、ただの物理ボタンと思うなかれ。あなたの日常を劇的に効率化できる、まさに「魔法のボタン」なんです。今回は、アクションボタンにショートカットを設定し、そのポテンシャルを最大限に引き出す方法を、一歩踏み込んでご紹介します。

アクションボタン × ショートカット = 無限の可能性

アクションボタンにショートカットを設定することで、Siri ショートカットアプリで作成した様々なアクションを、ワンタップで実行できます。単純なアプリ起動だけでなく、複雑な処理も瞬時に実行できるのが魅力です。

設定方法：基本の「キ」

まずは基本から。「設定」アプリを開き、「アクションボタン」を選択します。ここで表示されるオプションの中から「ショートカット」を選び、「ショートカットを選択」をタップ。すると、Siri ショートカットアプリで作成したショートカットの一覧が表示されます。ここから、アクションボタンに割り当てたいショートカットを選択するだけです。

一歩進んだ活用術：具体例でイメージを膨らませる

ここからが本番。ただアプリを起動するだけでは、アクションボタンの真価を発揮できません。以下に、具体的な活用例をいくつかご紹介します。

• 「おやすみモード」のON/OFF切り替え: 寝る前にアクションボタンを押すだけで、自動的にサイレントモードになり、画面の明るさを落とし、Wi-Fiをオフにする、といった一連の動作を自動化できます。
• タクシー配車: よく使うタクシーアプリ（例：Uber, JapanTaxi）と連携させ、アクションボタンを押すだけで現在地情報を送信し、タクシーを自動配車するショートカットを作成できます。
• タイマー設定: 料理中など、手が離せない時に、特定時間のタイマーを起動するショートカットを設定すれば、Siriに話しかける必要もありません。
• 翻訳アプリ起動 + カメラ翻訳: 海外旅行中、レストランのメニューをアクションボタン一発で翻訳できます。

さらに便利に！ 独自のショートカットを作成する

Siri ショートカットアプリを使えば、自分のニーズに合わせた独自のショートカットを作成できます。例えば、

• 「仕事開始」ショートカット: 指定のWi-Fiに接続、特定のタスク管理アプリを起動、集中モードをONにする。
• 「帰宅準備」ショートカット: 暖房をON、最寄りの駅からの経路検索、家族に到着予定を通知。

このように、複数のアクションを組み合わせることで、日々のルーチンワークを劇的に効率化できます。

設定時の注意点：ストレスフリーな操作のために

• 実行時間の短いショートカットを選ぶ: 処理に時間がかかるショートカットは、アクションボタンを押してから実行までに時間がかかり、ストレスに繋がる可能性があります。
• 誤作動防止: アクションボタンは押しやすい位置にあるため、意図しないショートカットが実行される可能性もあります。重要なアクションは、確認画面を表示するように設定したり、ダブルクリックで実行するように設定したりすることで、誤作動を防ぐことができます。
• ショートカット名: アクションボタンに設定したショートカット名は、Siriに読み上げられることがあります。内容を把握しやすい、短い名称を設定しましょう。

アクションボタンは、使いこなせばこなすほど、あなたの生活を豊かにしてくれる、まさに「魔法のボタン」です。ぜひ、色々なショートカットを試して、自分だけの最適な設定を見つけてみてください。