アプリをアンインストールしたらデータはどうなりますか？

アプリをアンインストールすると、データはどうなりますか？

アプリをアンインストールすると、保存されているデータの扱い方は、アプリの種類によって異なります。

端末にのみデータを保存するアプリ

このタイプのアプリは、データ（ファイルや設定など）を端末のローカルストレージにのみ保存します。したがって、アンインストールすると同時に、これらのデータも削除されます。一度削除されると、データの復元は非常に困難になります。

例：メモ帳、電卓、カメラアプリなど

クラウドやサーバーにデータを保存するアプリ

これらは「マルチデバイス対応」アプリとも呼ばれ、データはクラウドサービスやサーバーに保存されます。このため、アンインストールしてもデータは基本的に残ります。再インストール後、ログインすればデータにアクセスできます。

例：Gmail、Googleドキュメント、Facebook、Instagramなど

一部のデータのみが削除されるアプリ

一部のアプリでは、アプリの特定の機能に関連するデータのみがアンインストール時に削除されます。たとえば、ブラウザアプリでは、ブラウザの履歴や一時ファイルが削除されますが、ブックマークやパスワードなどのデータは保存されます。

確認方法

アプリをアンインストールする前に、データの保存方法を確認しておくとよいでしょう。

• アプリの説明を読む： Google Play ストアや App Store でアプリの説明を確認すると、データの保管方法に関する情報が記載されている場合があります。
• 開発者に問い合わせる： アプリのサポートチームに問い合わせて、データの扱い方を確認することもできます。
• オンラインフォーラムやレビューを確認する：他のユーザーの経験をオンラインで調べることもできます。

データを保護するための対策

アプリのデータを失わないようにするには、次の対策を講じましょう。

• 定期的にバックアップを作成する： クラウドサービスやバックアップアプリを使用して、重要なデータのバックアップを作成します。
• クラウド対応アプリを使用する： 重要なデータをクラウドに保存するアプリを選択しましょう。
• アンインストール前に確認する： アプリをアンインストールする前に、データが削除されるかどうかを確認します。データが必要な場合は、バックアップを取るか、代替手段を探します。