ガソリン車に軽油を入れた時の対処法は？

ガソリン車に軽油を入れたときの緊急対処法

ガソリン車に誤って軽油を入れてしまった場合、慌てずに以下の手順に従ってください。

1. エンジンを絶対に始動しない

エンジンを始動すると、軽油が燃料系とエンジンに巡り、深刻なダメージを与える可能性があります。エンジンを始動しないことで、さらなる損傷を防げます。

2. ガソリンスタンドのスタッフに連絡する

近くのガソリンスタンドに連絡し、軽油を抜いてもらうことを依頼します。ほとんどのガソリンスタンドでは、セルフ給油でもスタッフが対応してくれます。

3. 状況を説明する

ガソリンスタンドのスタッフに、ガソリン車に軽油を入れたことをはっきりと説明します。スタッフは安全上の注意点を説明し、燃料の抜き取り方法についてアドバイスしてくれます。

4. 燃料の抜き取りを依頼する

ガソリンスタンドのスタッフが燃料タンクに接続された専用機器を使用して、軽油を抜き取ります。このプロセスには時間がかかる場合があるので、スタッフの指示に従い、辛抱強く待ちましょう。

5. ガソリンで満たす

軽油が完全に抜き取られたら、ガソリンでタンクを満たします。燃料タンクが完全に空になっている場合は、しばらくエンジンをアイドリングさせて、燃料系にガソリンが循環するのを待ちましょう。

6. 車両を修理工場に持っていく

軽油による潜在的な損傷を確認するために、ディーラーまたは修理工場に車両を持ち込み、検査と修理が必要です。燃料系やエンジンにダメージがないか、専門家がチェックします。

重要な注意事項

• ガソリンよりも軽油が安価に見えるかもしれませんが、ガソリン車には使用しないでください。両者の化学的組成は異なり、ガソリン車に軽油を入れると重大な問題が発生する可能性があります。
• エンジンを始動する前に、必ず燃料キャップを確認し、適切な種類の燃料が使用されていることを確認してください。
• 軽油をガソリン車に入れたことに気づいた場合は、慌てず冷静に対処し、適切な措置を講じてください。軽油をガソリン車に長時間放置しておくと、エンジンに深刻な損傷を与える可能性があります。