ストリートビューに写りたくないのですがどうすればいいですか?

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ストリートビューにあなたの姿が写っていて困っているなら、Googleにぼかし加工を依頼できます。手続きは簡単ですが、必ずしも承認されるとは限りません。弁護士に相談すれば、削除請求をサポートしてもらい、プライバシー保護の法的権利についてアドバイスを受けることができます。

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ストリートビューに写ってしまった!写りたくないあなたができること

Googleストリートビューは、世界中の街並みを自宅にいながら体験できる便利なツールですが、同時にプライバシーに関する懸念も生じます。もしあなたがストリートビューに写ってしまい、それを不快に感じているなら、いくつかの対策を講じることができます。

1. Googleへのぼかし加工依頼

最も一般的な対処法は、Googleにぼかし加工を依頼することです。Googleは、個人の顔やナンバープレートなど、プライバシーを侵害する可能性のある情報をぼかし処理する機能を提供しています。

手順:

  • 問題の画像を特定: ストリートビューで自分の写っている場所を探し、該当の画像を開きます。
  • 「問題の報告」を選択: 画面右下にある「問題の報告」リンクをクリックします。
  • フォームに記入: 表示されたフォームに、ぼかし加工を依頼する理由、対象(自分自身、自宅、車など)、ぼかし加工が必要な範囲などを詳しく記入します。できる限り具体的に記述することが、承認される可能性を高めます。
  • 送信: 全ての項目を記入後、送信ボタンをクリックします。

Googleは、提出されたリクエストを個別に審査し、プライバシー侵害の程度や公共性などを考慮して、ぼかし加工を行うかどうかを判断します。審査には時間がかかる場合があるので、気長に待ちましょう。

2. 弁護士への相談

Googleへのぼかし加工依頼が必ずしも承認されるとは限りません。特に、プライバシー侵害の程度が低いと判断された場合や、公共性が高い場所での撮影である場合は、拒否される可能性が高まります。

そのような場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、あなたの状況を詳しく聞き取り、法的観点から最適な解決策を提案してくれます。

弁護士に相談するメリット:

  • 法的アドバイス: プライバシー権侵害の有無や、法的根拠に基づいた削除請求の可能性について専門的なアドバイスを受けることができます。
  • 削除請求のサポート: Googleへの削除請求を代行したり、より効果的な削除請求の方法を指導してくれたりします。
  • 訴訟の可能性: 状況によっては、Googleに対して損害賠償請求訴訟を提起することも可能です。弁護士は、訴訟の準備から手続きまで、全面的にサポートしてくれます。

3. その他の対策

ストリートビューに写らないための予防策も重要です。

  • 撮影時期の把握: ストリートビューの撮影時期は、Googleのヘルプページなどで確認できます。撮影時期に合わせて、外出を控える、服装に気をつけるなどの対策を講じることも可能です。
  • 撮影場所の回避: ストリートビューの撮影が行われている可能性がある場所(特に公共性の高い場所)を意識的に避けることも有効です。
  • プライバシー保護意識の向上: ストリートビューに限らず、インターネット上でのプライバシー保護意識を高めることが重要です。個人情報をむやみに公開しない、SNSでの発言に注意するなど、日頃からプライバシー保護に努めましょう。

ストリートビューに写ってしまうことは、誰にでも起こりうる問題です。しかし、諦めずに適切な対策を講じることで、プライバシーを守ることができます。今回の情報を参考に、あなた自身の状況に合った対策を検討してみてください。