スマホが壊れてLINEの引継ぎができないのですが？

スマホが壊れてLINEの引継ぎができない！どうすればいい？

スマートフォンは私たちの生活に欠かせないツールとなりました。中でもLINEはコミュニケーションの中心として、友人や家族、仕事関係の人との連絡に利用している方も多いでしょう。そんな大切なLINE、もしスマートフォンが壊れて使えなくなったら、アカウントはどうなるのでしょうか？特に、LINEの引継ぎができなかったら…と考えると不安になりますよね。この記事では、スマートフォンが壊れてLINEの引継ぎができない場合の対処法を詳しく解説します。

まず、大前提として、LINEの引継ぎにはメールアドレスとパスワードの設定が必須です。普段から設定をしておかないと、機種変更はおろか、今回のようなスマートフォンの故障時にアカウントを引き継ぐことができません。まだ設定していない方は、今すぐに設定しておきましょう。

さて、本題に戻ります。スマートフォンが壊れてLINEの引継ぎができない場合、大きく分けて二つの状況が考えられます。

1. 壊れたスマートフォンでLINEやSMSの受信ができない場合

この場合は、残念ながら元の電話番号を維持したままLINEアカウントを引き継ぐことはできません。新しい電話番号でアカウントを作成し、LINEに登録する必要があります。 新しい電話番号でアカウントを作成すると、以前のトーク履歴や友だちリストは引き継げません。スタンプや着せ替えなども引き継げないため、注意が必要です。

しかし、諦めるのはまだ早いです。LINEには「アカウントを引き継げなかった場合の問い合わせフォーム」が用意されています。このフォームから問い合わせることで、状況によってはデータの復旧ができる可能性があります。ただし、必ず復旧できるという保証はないので、過度な期待は禁物です。問い合わせの際には、以前の電話番号、LINE ID、登録メールアドレスなどの情報を正確に伝えることが重要です。

2. 壊れたスマートフォンを修理等で復旧できる場合

スマートフォンが完全に壊れたわけではなく、修理などで復旧できる見込みがある場合は、まずはそちらを優先しましょう。画面が割れただけであれば、データは残っている可能性が高いです。修理に出す前に、バックアップを取れる場合は必ずバックアップを取りましょう。

スマートフォンが復旧したら、元の電話番号でSMS認証を行い、LINEアカウントにログインできます。この場合は、トーク履歴や友だちリスト、スタンプなども全て引き継ぐことができます。

3. 事前に備えるために

スマートフォンの故障はいつ起こるかわかりません。そのため、日頃から備えておくことが大切です。具体的には以下の点を意識しましょう。

• メールアドレスとパスワードを登録する: これは必須です。必ず設定しておきましょう。
• 電話番号の変更をLINEに登録する: 電話番号を変更した場合は、速やかにLINEにも反映させましょう。
• トーク履歴のバックアップを取る: 定期的にトーク履歴のバックアップを取っておけば、万が一の際に安心です。iCloudやGoogleドライブにバックアップを取ることができます。
• PINコードを設定する: PINコードを設定することで、第三者による不正アクセスを防ぐことができます。

スマートフォンが壊れてLINEの引継ぎができなくなることは、非常に困る事態です。しかし、事前にしっかりと対策を講じておくことで、リスクを最小限に抑えることができます。この記事を参考に、今一度ご自身のLINEアカウントの設定を見直してみてはいかがでしょうか。