スマートEXのデメリットは？

スマートEXのデメリット

スマートEXは、EX予約に代わるJR東日本の新幹線・特急券予約サービスですが、いくつかのデメリットがあります。

1. 価格面での優位性の低さ

スマートEXは、EX予約と価格面で大きな差がありません。券売機で購入する場合とほぼ同額となり、365日いつでも割引価格が適用されるEX予約に比べて、お得感は低いです。

2. 早特の利用が限定的

スマートEXの「早特」は、数日前から数週間前に旅行計画が確定している人以外には活用しづらいです。早割などの割引が適用される時期が限られているため、直前での予約では割引が受けられない可能性があります。

3. 利用可能な座席の制限

スマートEXでは、一部の列車で利用可能な座席に制限があります。たとえば、東海道・山陽新幹線では、のぞみの最前列や最上列、グランクラスの一部座席は予約できません。

4. 手数料

スマートEXでは、予約時に手数料がかかります。手数料は予約方法によって異なり、インターネット予約の場合は1予約あたり220円、券売機での発券の場合は330円です。

5. サービス内容の限定

スマートEXでは、EX予約で提供されている一部のサービスが利用できません。たとえば、号車指定や座席指定、モバイルSuicaによる乗車はできません。

6. システムトラブルの可能性

スマートEXはインターネット予約システムを使用するため、システムトラブルが発生する可能性があります。システムトラブル時には、予約ができない、発券が遅れるなどの影響が出る場合があります。

結論

スマートEXはEX予約に比べて価格面での優位性が薄く、早特の利用や座席指定に制限があります。また、手数料やサービス内容の限定、システムトラブルの可能性などのデメリットもあります。これらのデメリットを考慮して、EX予約と比較検討することが重要です。