ポップアップがブロックされましたを解除するには?

1 ビュー

Chrome ブラウザでポップアップを許可するには、設定メニューから「権限」>「ポップアップとリダイレクト」にアクセスし、「ポップアップとリダイレクト」オプションをオンにします。

コメント 0 好き

ポップアップブロック解除:ブラウザ設定とウェブサイトの特例設定

インターネット閲覧中に、突然現れるポップアップ広告に悩まされた経験は誰しもあるでしょう。邪魔なだけでなく、セキュリティ上の懸念も抱かせるポップアップは、多くのユーザーにとって厄介な存在です。しかし、全てのポップアップが不要なわけではありません。例えば、オンラインショッピングサイトでの決済確認画面や、特定のウェブサイトで必要な情報提供ポップアップなどは、適切な機能として働いています。これらの有用なポップアップをブロックせずに、不要なポップアップのみを遮断するにはどうすれば良いのでしょうか?本稿では、Chromeブラウザを例に、ポップアップブロックを解除し、必要に応じてポップアップを許可する方法を詳細に解説します。

まず、Chromeブラウザでポップアップが完全にブロックされている状態から脱却するには、ブラウザの設定を変更する必要があります。単に「ポップアップを許可する」という単純な操作ではありません。ウェブサイトごとに、ポップアップの許可・拒否を設定できるため、よりきめ細やかな制御が可能となります。

1. Chromeの設定を開く:

Chromeブラウザを開き、右上の三点リーダー(縦に並んだ三つの点)をクリックします。「設定」を選択します。

2. プライバシーとセキュリティの設定へ進む:

設定画面の左側メニューから「プライバシーとセキュリティ」を選択します。

3. サイト設定へアクセス:

「プライバシーとセキュリティ」の下にある「サイト設定」をクリックします。

4. ポップアップとリダイレクトの設定を行う:

「サイト設定」ページで、「ポップアップとリダイレクト」を探します。この項目をクリックすると、ポップアップの許可・ブロック設定画面が表示されます。

5. ポップアップとリダイレクトの許可・ブロック設定:

ここで、重要なのは「ポップアップとリダイレクト」の設定を「許可」にすることではありません。全てのサイトでポップアップを許可してしまうと、再び邪魔な広告に悩まされることになります。代わりに、以下の二つの方法を使い分けることで、必要なポップアップのみを許可することができます。

  • 全てのサイトをブロックし、必要なサイトのみ許可する: デフォルトでポップアップをブロックし、「追加」ボタンで特定のウェブサイトを許可リストに追加します。この方法では、安全性が確保されます。許可するウェブサイトのURLを正確に入力する必要があります。

  • 全てのサイトを許可し、不要なサイトのみブロックする: すべてのサイトでポップアップを許可し、不要なウェブサイトをブロックリストに追加します。この方法は、必要なポップアップを見逃すリスクがあります。ブロックするウェブサイトのURLを正確に入力する必要があります。

どちらの方法を選択するかは、ユーザーの好みによりますが、セキュリティを重視するなら、最初の方法をおすすめします。

6. 特定サイトへの許可設定:

「追加」ボタンをクリックすると、ポップアップを許可したいウェブサイトのURLを入力する欄が表示されます。URLを入力し、「追加」をクリックすることで、そのウェブサイトからのポップアップが許可されます。

7. 許可リストからの削除:

不要になったウェブサイトを許可リストから削除するには、該当するウェブサイトを選択し、「削除」ボタンをクリックします。

その他考慮すべき点:

  • 拡張機能の影響: アドブロックなどの拡張機能がポップアップをブロックしている可能性があります。拡張機能を一時的に無効化して、問題が解決するか確認してみましょう。

  • ウイルス対策ソフトの影響: ウイルス対策ソフトによっては、ポップアップをブロックする機能が搭載されている場合があります。設定を確認し、必要に応じて調整しましょう。

  • ウェブサイト側の問題: 稀に、ウェブサイト側の問題でポップアップが表示されない場合があります。ウェブサイトの管理者に問い合わせるのも有効です。

ポップアップの設定は、セキュリティと利便性のバランスを取ることが重要です。上記の手順に従って、迷惑なポップアップをブロックしつつ、必要なポップアップは許可するように設定することで、快適なインターネット体験を実現しましょう。 常に最新のセキュリティ対策を心がけ、不明なポップアップには注意深く対応することが大切です。