モバイルバッテリーは海外で充電できますか?

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モバイルバッテリー自体は、USB-ACアダプタが海外電圧に対応していれば、変圧器なしで充電可能です。ただし、コンセントの形状が異なる場合は、変換プラグが必要になります。アダプタの対応電圧を確認し、適切な変換プラグを用意すれば、海外でも安心して利用できます。

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モバイルバッテリー、海外で充電できる?徹底解説!旅行前に確認すべきポイント

旅行や出張で海外へ行く際、スマートフォンやタブレットの充電に欠かせないモバイルバッテリー。しかし、「海外でも普段通り充電できるの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。結論から言うと、多くの場合、モバイルバッテリーは海外でも充電可能です。ただし、いくつか注意点があります。

この記事では、モバイルバッテリーを海外で充電する際に確認すべきポイントを、分かりやすく解説します。旅行前にしっかり準備して、安心してモバイルバッテリーを活用しましょう!

1. USB-ACアダプタの対応電圧をチェック!

モバイルバッテリーを充電する際に使用するUSB-ACアダプタ(コンセントに差し込む部分)が、海外の電圧に対応しているかを確認することが最も重要です。多くのスマートフォンやタブレットに付属しているUSB-ACアダプタは、「100V-240V」と記載されており、これは世界各国の電圧に対応していることを意味します。

もし、お使いのUSB-ACアダプタが100V専用(日本国内専用)の場合は、海外対応のUSB-ACアダプタを別途購入する必要があります。 100V専用のアダプタを海外で使用すると、故障や発火の原因となり非常に危険です。

2. コンセントの形状をチェック!変換プラグの必要性

電圧の問題をクリアしても、次に立ちはだかるのがコンセントの形状です。国によってコンセントの形状は異なり、日本と同じAタイプを採用している国は限られています。

例えば、ヨーロッパではCタイプ、アメリカではAタイプ、イギリスではBFタイプなど、様々な形状が存在します。渡航先のコンセント形状を事前に調べ、必要に応じて変換プラグを用意しましょう。

変換プラグは、家電量販店や旅行用品店、オンラインショップなどで手軽に購入できます。複数の形状に対応できるマルチ変換プラグもあるので、頻繁に海外へ行く方は一つ持っておくと便利です。

3. モバイルバッテリー本体の安全規格をチェック!

近年、安価なモバイルバッテリーの中には、安全規格を満たしていない粗悪品も存在します。特に海外で購入したモバイルバッテリーは、日本の安全基準を満たしていない可能性も考えられます。

安全規格を満たしていないモバイルバッテリーは、過充電や発熱、最悪の場合、爆発の危険性もあります。海外でモバイルバッテリーを使用する際は、PSEマーク(日本の電気用品安全法に基づくマーク)やCEマーク(EUの安全基準適合マーク)など、信頼できる安全規格認証を受けている製品を選びましょう。

4. 機内持ち込みの制限に注意!

モバイルバッテリーは、基本的に機内持ち込みが可能です。しかし、容量によっては預け入れ荷物に入れることが禁止されている場合があります。

IATA(国際航空運送協会)の規定では、100Wh以下のリチウムイオンバッテリーは、機内持ち込み・預け入れともに可能です。100Whを超え160Wh以下の場合は、航空会社の承認が必要です。160Whを超えるものは、持ち込みも預け入れも禁止されています。

モバイルバッテリーの容量は、バッテリー本体にWh(ワットアワー)またはAh(アンペアアワー)で記載されています。Ahで記載されている場合は、「電圧(V) x 容量(Ah) = Wh」で計算できます。

搭乗する航空会社の規定を事前に確認し、容量制限を守って安全に持ち込みましょう。

まとめ

モバイルバッテリーを海外で充電する際は、以下の点をチェックしましょう。

  • USB-ACアダプタの対応電圧: 100V-240V対応か確認
  • コンセントの形状: 渡航先の形状に合わせた変換プラグを用意
  • モバイルバッテリー本体の安全規格: PSEマークやCEマークなどを確認
  • 機内持ち込みの制限: 容量制限を守って安全に持ち込み

これらのポイントをしっかり守れば、海外でも安心してモバイルバッテリーを活用できます。旅行前の準備を万全にして、快適な旅を楽しんでください!