古い500円玉はセルフレジで使えますか？

古い500円玉、セルフレジで使える？

現在流通している500円玉は、2021年にデザインを一新した新500円玉ですが、それ以前の旧500円玉も依然として法定通貨として有効です。しかし、セルフレジや自動販売機などの機器によっては、旧500円玉を使用できない場合があります。

機器との対応状況

セルフレジや自動販売機などの機器は、硬貨を認識するセンサーが搭載されています。このセンサーは、硬貨の大きさ、重量、材質などの特徴を読み取り、対応する硬貨を認識します。

旧500円玉は、直径26.5mm、重量7.0g、材質が白銅（銅60％、ニッケル40％）です。一方、新500円玉は、直径26.5mm、重量7.1g、材質がバイカラークラッド（中心がニッケル黄銅、周囲が白銅）です。

この微妙な違いにより、一部の機器では旧500円玉を正確に認識できない可能性があります。特に、製造から年数が経った古い機器や、十分にメンテナンスがされていない機器では、認識率が低下する傾向にあります。

利用時の注意事項

セルフレジや自動販売機で旧500円玉を使用する場合、以下の点に注意しましょう。

• 事前に機器の対応状況を確認する。
• 機器が旧500円玉に対応していない場合は、他の支払い方法（電子マネー、クレジットカードなど）を利用する。
• 旧500円玉が認識されない場合は、硬貨を回転させたり、別の硬貨スロットに入れてみたりする。
• それでも認識されない場合は、店舗のスタッフに相談する。

結論

旧500円玉は法定通貨として有効ですが、セルフレジや自動販売機などの機器によっては使用できない場合があります。機器との対応状況はまちまちなので、利用前に確認するか、他の支払い方法も用意しておきましょう。