海外のスマホを日本で使用するにはどうすればいいですか？

海外のスマートフォンを日本で使用する方法

海外で購入したスマートフォンを日本で使用するには、以下の手順に従う必要があります。

1. 技適マークの確認

日本国内で使用する電子機器には「技適マーク」が必要です。これは、電気通信端末機器審査協会（TELEC）によって、電波法などの技術基準に適合していることが認定されていることを示します。技適マークは通常、スマートフォンの背面やバッテリーカバーに表示されています。

2. 技適マークがない場合

2016年の法改正により、特定の条件を満たす海外で購入したスマートフォンを日本で使用することが可能になりました。条件は以下の通りです。

• 認証機器との国際相互接続性があること
• 電波法で定められた周波数範囲内で使用されること
• 電波の送信出力が規定値以下であること

これらの条件を満たしていることが確認できれば、総務省のホームページから「輸入届出書」を提出することができます。届出が受理されると、最大90日間使用することが許可されます。

3. 手続き

技適マークがあるスマートフォンであれば、特別な手続きは必要ありません。技適マークがない場合は、総務省のホームページから「輸入届出書」をダウンロードし、必要事項を記入して提出します。提出方法は、郵送、ファクシミリ、オンラインのいずれかです。

4. その他の注意事項

• 日本では、SIMロックがかかっているスマートフォンが多いので、SIMロックを解除する必要があります。
• 日本の携帯電話会社によっては、海外で購入したスマートフォンをサポートしていない場合があります。サポートの有無については各携帯電話会社に問い合わせてください。

以上の手順に従うことで、海外で購入したスマートフォンを日本で使用できるようになります。