滑走路の向きは数字で表せますか?

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滑走路の向きは、真北を360度として時計回りに数値で示されます。例えば、東向きは09、南向きは18、西向きは27となります。これは航空管制における無線通信での簡潔な方位指示のためで、滑走路の実際の磁方位を近似した値です。

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滑走路の方位表記

航空における滑走路の向きは、数字で表わすことができます。この表記法は、パイロットや航空管制官が滑走路の方位を簡単にかつ明確に伝えることを可能にします。

滑走路の方位の指定は、以下の規則に従います。

360度における真北基準

方位の基準点は真北とされ、360度で表わされます。これにより、方位は時計回りに測定されます。

1000フィートごとの数値

滑走路の方位は、1000フィートごとに数値で表わされます。たとえば、09の滑走路は真北から09度東向き、18の滑走路は真北から18度南向きを示します。

磁方位の近似値

滑走路の向きは、近隣の地磁気の影響により、真の磁方位とはわずかに異なる場合があります。しかし、方位表記は、磁方位の近似値として使用されます。

具体的な例

  • 09の滑走路: 真北から9度東向き
  • 18の滑走路: 真北から18度南向き
  • 27の滑走路: 真北から27度西向き

この表記法は、無線通信で方位を明確かつ効率的に伝えるために使用されます。パイロットは滑走路の方位を数値で報告し、航空管制官は離着陸の指示を出す際にこの情報を活用します。

注意:

滑走路の方位の表記は、特定の空港によって異なる場合があります。一部の空港では、滑走路の方位に磁方位角が用いられますが、大多数の空港では、この数値表記法が採用されています。