無線機を分解して使うのは違法ですか?

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無線機を、正規のメーカーや修理店以外で分解・修理すると、改造となり、電波法で定められた適合証明が無効になります。 無効になった無線機の使用は、電波法違反の可能性があります。
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無線機を分解して使用することは違法か?

無線機は、電波法の規制対象であり、適合証明を取得しています。この適合証明は、無線機が電波法の技術基準に適合していることを示しています。

無線機を、正規のメーカーや修理店以外で分解・修理すると、改造となり、適合証明が無効になります。無効になった無線機の使用は、電波法違反の可能性があります。

電波法における改造

電波法では、次のような行為を改造と定めています。

  • 無線機の分解
  • 無線機の組み立て
  • 無線機の調整
  • 無線機の修理(正規のメーカーまたは修理店による場合を除く)

したがって、正規のメーカーや修理店以外で無線機を分解・修理することは改造に該当します。

改造による適合証明の無効化

無線機を改造すると、電波の周波数や出力が変化する可能性があります。そのため、適合証明も無効になります。

無効になった無線機の使用に関する罰則

無効になった無線機を使用すると、電波法違反となり、次のような罰則が科せられる可能性があります。

  • 無線局の廃止
  • 機器の没収
  • 罰金(法人の場合:500万円以下、個人の場合:30万円以下)

合法的な修理方法

無線機に不具合が発生した場合は、正規のメーカーまたは修理店に依頼することが重要です。メーカーや修理店は、電波法の技術基準に適合した方法で修理を行います。

自己責任での分解

無線機を自己責任で分解する場合は、次の点に注意してください。

  • 無線機を分解することは、電波法違反になる可能性がある
  • 分解によって無線機が破損する可能性がある
  • 分解後に無線機が正しく動作しない可能性がある

適切な取り扱い

無線機は、電波法の規制対象であり、適切に取り扱う必要があります。正規のメーカーや修理店以外で分解・修理しないことが重要です。また、無効になった無線機を使用しないようにしてください。