画面がバキバキのスマホは使えますか？

バキバキ画面のスマホ、使い続けるのは危険？知っておくべきリスクと対策

スマートフォンの画面をうっかり落としてしまい、バキバキに割れてしまった経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。「まだ使えるから…」と、そのまま使い続けている人もいるかもしれません。しかし、画面が損傷した状態のスマートフォンを使い続けることは、見た目の問題だけでなく、様々なリスクを伴います。ここでは、画面がバキバキになったスマホを使い続けることの危険性と、安全に使い続けるための対策について解説します。

使い続けることのリスク

1. 怪我のリスク： 最も直接的なリスクは、ガラスの破片による怪我です。特に指で操作する際、微細な破片が刺さったり、ひっかいたりする可能性があります。小さな傷でも、雑菌が入り込んで炎症を起こすことも考えられます。
2. 視力への影響： バキバキになった画面は、光の反射や屈折を不均一にし、画面が見えにくくなることがあります。無意識のうちに目を凝らして見ようとするため、目の疲れや視力低下につながる可能性があります。
3. 操作性の低下： 画面のタッチ感度が低下し、思うように操作できなくなることがあります。特に細かい作業やゲームなどでは、誤操作が増え、ストレスを感じる原因となります。
4. 内部へのダメージ： 画面のひび割れから水や埃が侵入しやすくなり、内部の精密機器を損傷させる可能性があります。特に水没は、深刻な故障につながるため注意が必要です。
5. 個人情報漏洩のリスク： 損傷した画面を修理に出す際、修理業者によっては個人情報が漏洩するリスクがあります。信頼できる業者を選ぶことが重要です。また、自分で修理する場合でも、静電気による故障や部品の破損など、さらなるリスクが伴います。
6. 健康への影響： 画面が割れたスマートフォンから微量の有害物質が揮発する可能性も指摘されています。長期間肌に触れることで、アレルギー反応を引き起こす可能性も否定できません。

安全に使い続けるための対策

それでも、どうしても使い続けたい場合は、以下の対策を講じることで、リスクを最小限に抑えることができます。

• 保護フィルムの貼り付け： 画面全体を覆うタイプの保護フィルムを貼り、ガラスの破片が飛び散るのを防ぎます。強度のあるガラスフィルムや衝撃吸収フィルムを選ぶと、さらに効果的です。
• 手袋の着用： 操作時に手袋を着用することで、直接ガラスに触れるのを防ぎます。
• 画面クリーニングの徹底： 定期的に画面をクリーニングし、埃や汚れを取り除くことで、傷口からの雑菌の侵入を防ぎます。
• データバックアップ： いつ完全に故障しても良いように、定期的にデータのバックアップを取りましょう。

結局、修理すべき？

上記のような対策を講じても、完全にリスクを排除することはできません。やはり、安全面や操作性を考えると、早めに修理に出すのが賢明です。

• キャリアの保証サービス： 加入しているキャリアの保証サービスを利用すれば、比較的安価に修理できる場合があります。
• 修理専門業者： 街の修理専門業者であれば、キャリアよりも安く修理できる場合があります。ただし、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
• 機種変更： 古い機種であれば、修理費用よりも機種変更した方がお得な場合もあります。

画面がバキバキになったスマホを使い続けることは、様々なリスクを伴います。安全のためにも、早めの修理や機種変更を検討しましょう。もし、どうしても使い続けたい場合は、上記のような対策を講じ、安全に配慮して使用してください。