電波式リモコンは技適マークが必要ですか?

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電波式リモコンは、電波を発する無線機器であるため、技適マークが必要となる場合があります。しかし、赤外線通信を利用する一般的なリモコンは、技適マークの対象外です。 スマート家電など、無線通信を用いる製品には注意が必要です。
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電波式リモコンに技適マークは必要?

電波式リモコンには、技適マークが必要な場合があります。

一般的に、無線機器から電波が外部に発射される場合は、技術基準適合証明(技適マーク)の取得が必要です。これは、電波障害の防止や電波の円滑な利用を目的としています。

赤外線通信を利用するリモコン

一般的なテレビやエアコンなどのリモコンは、赤外線通信を利用しており、電波を発射しません。そのため、技適マークの対象外です。

電波式リモコン

一方、スマート家電やガレージオープナーなどのリモコンの中には、無線通信(Wi-Fi、Bluetoothなど)を利用して電波を発射するものがあります。このような電波式リモコンは、技適マークの対象となります。

注意が必要な製品

技適マークの対象となる電波式リモコンとしては、以下のような製品があります。

  • スマート家電のリモコン(スマートスピーカー、スマートプラグなど)
  • ガレージオープナーのリモコン
  • ワイヤレスイヤホンやスピーカーなどのオーディオ機器のリモコン
  • ドローンやラジコンカーなどの無線操縦機器

技適マークの取得

電波式リモコンを製造または販売するには、技適マークを取得する必要があります。取得手順は、総務省の「電波利用ホームページ」に掲載されています。

技適マークがない電波式リモコンを日本で使用すると、電波法違反となる可能性があります。また、電波障害が発生し、他の無線機器の正常な運用を妨げる恐れもあります。

まとめ

一般的な赤外線通信を利用するリモコンには技適マークは不要ですが、電波式リモコンは技適マークが必要となる場合があります。スマート家電や無線通信を利用する製品を購入する際には、技適マークの有無を確認することが重要です。