Apple Payの通信料はいくらですか?

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Apple Pay利用料は無料です。Appleや発行会社から手数料は発生しません。ただし、Apple Payにクレジットカードを登録する際、SMS認証やメール設定などで発生する通信料はユーザー負担となりますのでご注意ください。

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Apple Payの利用、本当に「無料」?知っておきたい通信料の落とし穴

Apple Payの利用料は無料、というのは周知の事実です。Appleの公式サイトにも明記されており、クレジットカード会社からも手数料が請求されることはありません。しかし、「無料」という言葉に安心して、思わぬ通信料が発生する可能性があることをご存知でしょうか?

初期設定時の通信料:SMS認証とメール設定

Apple Payを始めるにあたって、まずクレジットカードやデビットカードを登録する必要があります。この際、通常はカード発行会社による本人認証が行われます。多くの場合はSMS(ショートメッセージサービス)による認証コードの送信や、登録メールアドレスへの認証メール送信という形で認証が行われます。

これらのSMSやメールの送受信には、当然ながら通信料が発生します。データ通信量自体はわずかですが、契約している料金プランによっては、従量課金制で高額な請求につながる可能性もゼロではありません。特に、普段あまりデータ通信を利用しない方や、格安SIMを利用している方は注意が必要です。

利用時の通信料:意外と見落としがちな店舗での通信

Apple Payを店舗で利用する際、決済端末との通信方式は主にNFC(近距離無線通信)です。NFC自体は、Apple Pay側の通信料を発生させるものではありません。しかし、店舗によっては、決済時にネットワークを通じてカード会社との認証を行うことがあります。

この認証に必要な通信量は微々たるものですが、利用頻度が高い場合や、電波状況が悪い場所での利用が多い場合は、わずかながらもデータ通信量を消費します。特に、海外でApple Payを利用する場合、ローミング料金が発生する可能性があるため、注意が必要です。

チャージ時の通信料:交通系ICカードとの連携

SuicaやPASMOといった交通系ICカードをApple Payに登録して利用している場合、チャージ(入金)の際に通信が発生します。Apple Payからチャージを行う場合、基本的にはカード会社を通してオンラインで処理されるため、データ通信が必要です。

例えば、毎日の通勤でSuicaを頻繁に利用し、その度にApple Payでチャージを行っている場合、積み重なると無視できない通信量になる可能性があります。Wi-Fi環境が整っている場所でチャージを行うなど、通信量を抑える工夫を心がけましょう。

結局、Apple Payは「無料」なのか?

Apple Pay自体の利用料は確かに無料です。しかし、初期設定や日々の利用において、思わぬ通信料が発生する可能性があることは認識しておくべきでしょう。

  • 初期設定時はSMS認証やメール設定の通信料に注意。
  • 店舗での利用時は、店舗側の通信環境や決済方法を確認。
  • 交通系ICカードのチャージはWi-Fi環境下で行うなど、通信量を意識。

これらの点に注意することで、Apple Payをより賢く、そして安心して利用することができます。