Chromeで特定のサイトにアクセスできないようにするには？

Chromeで特定のサイトへのアクセスを遮断！よりスマートな方法でネット利用をコントロール

「ついつい時間を浪費してしまうサイトがある」「子供に見せたくないサイトがある」… Chromeブラウザで特定のサイトへのアクセスをブロックしたい、そう思ったことはありませんか？ 簡単な設定で、デジタルライフをより快適に、そして安全にコントロールすることが可能です。

手軽な方法：拡張機能を利用する

Chromeウェブストアには、サイトのブロックに特化した便利な拡張機能が多数存在します。

• 利点:
  • 直感的な操作で、初心者でも簡単に設定できる
  • ブロックリストの作成、時間制限、特定のキーワードを含むサイトのブロックなど、高度な機能を持つものも
  • パスワードによる保護機能で、ブロック設定を簡単に変更されないようにできる
• 例:
  • BlockSite
  • StayFocusd
  • WasteNoTime

これらの拡張機能をインストールし、ブロックしたいサイトのURLをリストに追加するだけで設定は完了です。

より高度な方法：hostsファイルを編集する (上級者向け)

PCのhostsファイルを編集することで、特定のドメイン名へのアクセスを強制的に遮断することができます。

• hostsファイルとは:
  • ドメイン名とIPアドレスの対応を記述したテキストファイル
  • DNSサーバーに問い合わせる前に参照されるため、hostsファイルに記述された内容が優先される
• 設定方法 (Windowsの場合):
  1. テキストエディタを管理者権限で開く
  2. C:WindowsSystem32driversetchosts を開く
  3. ファイルの末尾に 127.0.0.1 ブロックしたいサイトのURL を追加 (例: 127.0.0.1 www.example.com)
  4. ファイルを保存
• 注意点:
  • hostsファイルの編集はシステムに影響を与える可能性があります。操作を誤ると、インターネット接続に問題が生じる可能性もあるため、慎重に行ってください。
  • hostsファイルを編集するには、管理者権限が必要です。

ファミリーリンクで子供のネット利用を管理する

お子様が使用するデバイスの場合、Googleのファミリーリンクを利用することで、より包括的なアクセス制限を行うことができます。

• ファミリーリンクとは:
  • 子供のGoogleアカウントを管理し、利用時間、アクセスできるアプリやウェブサイトなどを制限できるサービス
  • 親のデバイスから、子供のデバイスの利用状況を確認・管理できる
• 設定方法:
  1. 親のデバイスにファミリーリンクアプリをインストール
  2. 子供のGoogleアカウントを作成、または既存のアカウントを連携
  3. ファミリーリンクアプリから、アクセスを許可/ブロックするウェブサイトを設定

ブロック設定の注意点

• HTTPSサイトの場合:
  • HTTPSサイトを完全にブロックするには、拡張機能によってはHTTPSフィルタリングを有効にする必要がある場合があります。
• シークレットモード:
  • 拡張機能によっては、シークレットモードでは機能しない場合があります。
• デバイス間の同期:
  • 拡張機能の設定によっては、デバイス間で同期されない場合があります。複数のデバイスでブロックしたい場合は、それぞれのデバイスで設定を行う必要があります。

これらの方法を組み合わせることで、より柔軟に、そして効果的にChromeブラウザでのアクセス制限を行うことができます。 目的やスキルに合わせて、最適な方法を選択し、快適なネット環境を手に入れましょう。