Edgeの自動翻訳機能をオフにするには？

Microsoft Edgeの自動翻訳機能は、多言語環境で便利ですが、常に翻訳が必要なわけではない、あるいは翻訳の精度に不満があるといった理由で、オフにしたいと考えるユーザーも多いでしょう。本記事では、Edgeの自動翻訳機能を完全に無効化する方法を、段階的に、そして分かりやすく解説します。単なる手順の羅列ではなく、それぞれの操作における注意点や、関連する設定項目についても触れ、より深い理解を促します。

まず、Edgeの自動翻訳機能がどのように動作しているのか、その仕組みを簡単に説明しましょう。Edgeは、ウェブサイトの言語を検知し、ユーザーの既定の言語と異なる場合、自動的に翻訳を提案します。この提案は、ページ上部に表示される小さなバナーを通じて行われます。翻訳が必要ない場合、このバナーを無視することもできますが、毎回無視するのは面倒です。そこで、根本的にこの機能をオフにする方法が求められます。

Edgeの自動翻訳機能をオフにする手順は、以下の通りです。

ステップ１：設定を開く

Edgeの右上隅にある三点リーダー（縦に並んだ三つの点）をクリックします。メニューが表示されますので、「設定」を選択します。設定ページが開きます。これは、Edgeの設定全般を管理するページであり、様々なカスタマイズが可能です。

ステップ２：言語設定を開く

設定ページの左側にあるメニューから「言語」を選択します。このセクションでは、Edgeで使用する言語、そして翻訳に関する設定を管理できます。 表示言語を変更したい場合も、このセクションで行います。今回は、自動翻訳機能に焦点を当てます。

ステップ３：翻訳の設定を変更する

「言語」設定ページには、様々なオプションが表示されます。その中に「翻訳のオファー」という項目があるはずです。 この項目は、自動翻訳機能のオン/オフを切り替えるためのトグルスイッチになっています。現在、このスイッチがオンになっている場合は、自動翻訳が有効になっている状態です。

ステップ４：自動翻訳をオフにする

「翻訳のオファー」のトグルスイッチをオフにします。スイッチが灰色になり、自動翻訳機能が無効化されます。これで、異なる言語のウェブサイトにアクセスしても、Edgeは自動的に翻訳を提案しなくなります。

ステップ５：確認

設定変更を反映させるために、Edgeを一度再起動することをお勧めします。再起動後、異なる言語のウェブサイトにアクセスし、自動翻訳のバナーが表示されないことを確認しましょう。もしも、依然として翻訳が提案される場合は、ステップをもう一度確認するか、EdgeのキャッシュとCookieをクリアしてみてください。

補足：その他の翻訳関連設定

「言語」設定ページには、「翻訳のオファー」以外にも、翻訳に関する設定項目が存在する可能性があります。例えば、翻訳に使用するエンジンを選択したり、特定の言語の翻訳を優先的に行う設定などです。これらの設定は、個々のニーズに合わせて調整することができます。 これらのオプションを理解することで、Edgeの翻訳機能をより効率的に利用できます。

以上の手順で、Edgeの自動翻訳機能を完全に無効化できます。 本記事が、Edgeユーザーの皆様にとって役立つ情報を提供できたことを願っています。 もし、他の設定に関する疑問点がありましたら、Edgeのヘルプドキュメントを参照することをお勧めします。