Googleに登録したパスワードの一覧は？

Googleに登録したパスワード一覧を見る方法：セキュリティ対策も忘れずに！

Chromeブラウザを使い、Googleアカウントでウェブサイトやアプリにログインする際、パスワードを保存する機能を利用している方は多いのではないでしょうか。保存されたパスワードは、次回から自動的に入力されるため、非常に便利です。しかし、どこに保存されているのか、どのように確認すれば良いのか、セキュリティ面は大丈夫なのか、疑問に思う方もいるかもしれません。

この記事では、Googleに登録したパスワード一覧を確認する方法と、安全に管理するための注意点について解説します。

Googleに登録したパスワード一覧の確認方法（Chromeブラウザ）

ChromeブラウザでGoogleアカウントにログインしている状態で、以下の手順でパスワード一覧にアクセスできます。

1. アドレスバーに「chrome://settings/passwords」と入力し、Enterキーを押す。

   この方法が最も早く、直接パスワード設定画面にアクセスできます。

2. Chromeのメニューからアクセスする場合:

   • Chromeブラウザ右上の「︙」（縦３点リーダー）をクリック。
   • 「設定」を選択。
   • 設定画面左側のメニューから「パスワード」を選択。

上記いずれかの方法で、保存されたパスワードの一覧が表示されます。この一覧では、ウェブサイト名、ユーザー名（メールアドレスまたはID）が表示され、パスワードは伏字（●●●●●）で表示されます。

パスワードを表示・編集・削除する方法

パスワード一覧の中から、特定のウェブサイトのパスワードを表示、編集、または削除するには、そのウェブサイトのエントリーをクリックします。

• パスワードを表示: 目のアイコンをクリックすると、伏字のパスワードが表示されます。
• パスワードを編集: 鉛筆アイコンをクリックすると、ユーザー名またはパスワードを編集できます。
• パスワードを削除: 「削除」ボタンをクリックすると、そのウェブサイトのパスワードが削除されます。

重要なセキュリティ対策

パスワード一覧は、アカウント情報にアクセスできるため、非常に重要な情報です。以下のセキュリティ対策を徹底しましょう。

• Googleアカウントのセキュリティを強化: 二段階認証を設定し、不正アクセスを防ぎましょう。二段階認証を設定することで、パスワードが漏洩した場合でも、第三者がアカウントにログインすることを防ぐことができます。
• 定期的なパスワード変更: 同じパスワードを使い回さず、複雑なパスワードを定期的に変更しましょう。パスワード管理ツールを利用すると、安全なパスワードを生成・管理することができます。
• 不審なメールやリンクに注意: フィッシング詐欺など、パスワードを騙し取る手口に注意しましょう。不審なメールやリンクは開かず、公式サイトからアクセスするようにしましょう。
• 共有パソコンでの利用を避ける: パスワードを保存した状態で、不特定多数の人が利用する共有パソコンを使用するのは避けましょう。どうしても利用する場合は、利用後に必ずログアウトし、ブラウザのキャッシュを削除しましょう。
• パスワードマネージャーの利用: 多数のパスワードを安全に管理するために、信頼できるパスワードマネージャーの利用を検討しましょう。パスワードマネージャーは、複雑なパスワードを生成・保存し、自動的に入力してくれるため、セキュリティ性と利便性を両立できます。

GoogleアカウントとChromeブラウザの関係

パスワードはChromeブラウザに保存されますが、Googleアカウントと同期することで、異なるデバイスのChromeブラウザでも同じパスワードを利用できます。この同期機能は便利ですが、セキュリティ面も考慮して利用しましょう。

まとめ

Googleに登録したパスワード一覧は、Chromeブラウザの設定から簡単に確認できます。しかし、パスワードは重要な情報であるため、セキュリティ対策を徹底し、安全に管理することが重要です。この記事で紹介した内容を参考に、パスワード管理を見直し、安全なインターネット利用を心がけましょう。