IMEIにはどんな情報が含まれていますか？

IMEIに含まれる情報

IMEI（International Mobile Equipment Identity）は、携帯電話を識別するための15桁のユニークなコードです。このコードは、携帯電話の製造元、製造場所、機種などの重要な情報を保持しています。

IMEIの構成は以下のとおりです。

• TAC（Type Allocation Code）： 6桁のコードで、携帯電話の製造元とモデルを識別します。
• FAC（Final Assembly Code）： 2桁のコードで、携帯電話が製造された場所を示します。
• SNR（Serial Number）： 6桁のコードで、同一モデルの携帯電話の中で固有の識別子となります。
• SP（Spare）： 1桁のコードで、通常、0が使用されます。

IMEIには以下のような情報が含まれています。

• 製造元： TACの最初の2桁は、携帯電話の製造元を示します。
• モデル： TACの残りの4桁は、携帯電話のモデルを示します。
• 製造場所： FACは、携帯電話が製造された国を示します。
• 製造年月： SNRの最初の2桁は、携帯電話が製造された年を示します。
• シリアルナンバー： SNRの残りの4桁は、同一モデルの携帯電話の中で固有の識別子となります。

IMEIの主要な用途は次のとおりです。

• 盗難時の追跡： IMEIは、携帯電話が盗難にあった場合に追跡するために使用できます。
• ネットワークへの登録： IMEIは、携帯電話を特定のネットワークに登録するために使用されます。
• デバイスの保証： IMEIは、デバイスの保証を処理するために使用できます。

各携帯電話には固有のIMEIがあり、世界中で重複することはありません。このため、IMEIは携帯電話を識別するための貴重なツールとなります。