IPhoneがWi-Fiに繋いでるのにモバイル通信になってしまうのはなぜですか？

iPhoneがWi-Fiに接続しているのにモバイルデータ通信になってしまう！その原因と対策を解説

あなたはこんな経験はありませんか？自宅でWi-Fiに接続しているはずなのに、いつの間にかモバイルデータ通信に切り替わっていて、月末に高額な通信料金を請求されてしまった…なんてことも。

iPhoneがWi-Fiに接続しているにも関わらず、モバイルデータ通信を使ってしまう現象は、決して珍しいことではありません。その原因は、iPhoneがデータ通信を維持するために、不安定なWi-Fi接続から自動的にモバイルネットワークに切り替わるためです。

では、なぜWi-Fi接続が不安定になってしまうのでしょうか？ 考えられる原因をいくつかご紹介します。

1. Wi-Fiの電波状況が悪い

最も一般的な原因は、Wi-FiルーターとiPhoneとの距離が離れすぎている、または間に障害物があるなど、電波状況が悪い場合です。電波状況が悪いと、Wi-Fi接続が不安定になり、モバイルデータ通信に切り替わりやすくなります。

2. Wi-Fiルーターの動作不良

Wi-Fiルーター自体に問題が発生している場合もあります。ルーターの過熱や、ファームウェアのバージョンが古いなどが考えられます。

3. iPhoneの設定の問題

iPhoneの設定が原因で、Wi-Fi接続が不安定になることもあります。「Wi-Fiアシスト」機能がオンになっていると、Wi-Fi接続が弱い場合に自動的にモバイルデータ通信に切り替わってしまいます。

4. 特定のアプリがモバイルデータ通信のみで動作する

一部のアプリは、設定に関わらずモバイルデータ通信のみで動作するように設計されている場合があります。

では、これらの問題を解決するにはどうすれば良いのでしょうか？

1. Wi-Fiルーターの設置場所を見直す

Wi-Fiルーターは、なるべく見通しの良い、高い場所に設置しましょう。また、電波干渉を起こす可能性のある電子レンジなどの家電製品からは、できるだけ離してください。

2. Wi-Fiルーターを再起動する

Wi-Fiルーターの電源を切り、数分待ってから再び電源を入れることで、問題が解決する場合があります。

3. iPhoneの「Wi-Fiアシスト」機能をオフにする

「設定」>「モバイル通信」>「Wi-Fiアシスト」と進み、オフに設定します。

4. iPhoneを再起動する

iPhoneを再起動することで、一時的な不具合が解消されることがあります。

5. モバイルデータ通信の使用量をこまめにチェックする

モバイルデータ通信の使用量をこまめにチェックすることで、予期せぬ高額請求を防ぐことができます。

これらの対策を試しても問題が解決しない場合は、お使いのiPhoneやWi-Fiルーターのサポート窓口に問い合わせてみましょう。