IPhoneのタッチ決済をオフにするには？

iPhoneのタッチ決済をオフにする方法

iPhoneのタッチ決済（Apple Pay）は、非常に便利で、多くの場面で活用されています。しかし、利用しない日や、セキュリティ上の理由で一時的に停止したい場合もあるでしょう。この記事では、iPhoneのタッチ決済をオフにする手順を、分かりやすく解説します。

まず前提として、iPhoneのタッチ決済をオフにする方法は、単一のアプリや設定画面で操作できるわけではありません。Apple Payそのものをオフにする、という操作はありません。代わりに、個別アプリの決済機能を一時的に停止する必要があります。

多くの場合、タッチ決済の機能を停止したいのは、クレジットカードやデビットカードの利用を一時的に止めるためでしょう。例えば、旅行中に海外の決済アプリやATMを利用したい場合などに該当します。

具体的には、以下の手順で、個々のアプリにおけるタッチ決済機能を無効化することができます。

1. クレジットカードやデビットカードの登録を解除する

最も基本的な方法は、Apple Payに登録しているクレジットカードやデビットカードを解除することです。

• 設定アプリを開きます。
• ウォレットとApple Pay をタップします。
• 表示されるカードリストから、停止したいカードをタップします。
• 「カードを削除する」を選択します。
• 確認を求められるので、適切な操作をして削除を完了します。

この方法で、特定のカードがApple Payで利用できなくなるので、そのカードを用いたタッチ決済は停止します。

2. アプリごとの決済機能の停止

クレジットカードを削除しても、アプリによっては、タッチ決済のための登録情報が別途保持されている場合があります。そのため、アプリ側で決済機能を無効化することも必要となる場合もあります。

例えば、ECサイトや飲食店アプリにおいて、タッチ決済を利用するためには、アプリ内でカード情報や決済手段を登録している場合がほとんどです。それぞれのアプリで、決済方法の変更または一時停止を行う必要があります。

• 各アプリの設定画面を確認します。例えば、ECサイトアプリの場合、アカウント設定、支払い方法設定などから、タッチ決済を停止するための項目を探します。
• アプリの指示に従って、決済方法を「クレジットカード」や「Apple Pay」から削除または停止します。

この際、アプリが提供する具体的な方法を必ず確認し、不明な点はアプリサポートに問い合わせるのが良いでしょう。

3. セキュリティ上の理由での一時停止

紛失や盗難を懸念して、タッチ決済機能を一時的に停止したい場合もあります。

上記の手順に加えて、重要なのは、紛失した場合の対策です。

• iPhoneを紛失した場合、すぐにiCloudアカウントからiPhoneのデータを削除するなど、適切な措置を講じる必要があります。
• パスコードの変更も忘れずに。

タッチ決済を停止した後に、改めて利用したい場合は、手順を逆にすることによって再開できます。

注意すべき点

• アプリによっては、タッチ決済を停止しても、既に登録されたカード情報がそのアプリに保存されている場合があります。この場合、アプリ側でそのカードの決済方法を停止する必要があります。
• 全てのアプリでタッチ決済機能をオフにするには、すべてのアプリで上記の手順を実行する必要があります。

まとめ

iPhoneのタッチ決済をオフにする方法は、単一の操作でできるものではありません。クレジットカードやデビットカードの登録解除と、各アプリの設定変更が必要です。アプリによっては、決済方法の停止や削除方法が異なるため、アプリの指示に従うことが重要です。利用状況や目的に合わせて適切な方法を選択してください。 さらに、セキュリティ上の懸念がある場合は、iPhone自体のセキュリティ対策も徹底しましょう。