IPhoneの分解履歴を確認するには?

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iOS 15.2以降を搭載したiPhoneで、部品の交換や修理履歴を確認する方法をお探しですか?「設定」アプリを開き、「一般」を選択し、「情報」をタップすると、詳しい情報が表示されます。

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iPhoneの分解履歴を確認する方法:隠された情報を見つけ出す

iPhoneの調子が悪い時、修理に出す前に「このiPhone、過去に分解されたことあるのかな?」と気になる方もいるのではないでしょうか。特に中古で購入した場合や、非正規の修理業者に依頼した場合、過去の分解履歴を知っておくことは、そのiPhoneの状態を判断する上で非常に重要です。幸いなことに、iOS 15.2以降のiPhoneには、この分解履歴に関する情報が隠されています。

ここでは、iPhoneの分解履歴を確認する方法と、そこから読み取れる情報について詳しく解説します。

iOS 15.2以降:分解履歴の確認方法

iOS 15.2以降を搭載したiPhoneであれば、以下の手順で簡単に分解履歴を確認できます。

  1. 「設定」アプリを開く: iPhoneのホーム画面にある歯車のアイコンを探してタップします。
  2. 「一般」を選択: 設定画面をスクロールして「一般」を見つけ、タップします。
  3. 「情報」をタップ: 一般設定画面の一番上に表示されている「情報」をタップします。

この「情報」画面に、iPhoneに関する様々な情報が表示されます。ここで重要なのは、「部品とサービス履歴」という項目です。

「部品とサービス履歴」から読み取れる情報

「部品とサービス履歴」の項目には、以下の情報が表示されます。

  • 表示される場合:

    • バッテリー: 正規のApple純正バッテリーと交換された場合、「Apple純正部品」と表示されます。非正規のバッテリーと交換された場合は、「不明な部品」と表示されます。
    • カメラ: 正規のApple純正カメラと交換された場合、「Apple純正部品」と表示されます。非正規のカメラと交換された場合は、「不明な部品」と表示されます。
    • ディスプレイ: 正規のApple純正ディスプレイと交換された場合、「Apple純正部品」と表示されます。非正規のディスプレイと交換された場合は、「不明な部品」と表示されます。
  • 表示されない場合:

    • 部品の交換や修理が行われていない場合は、「部品とサービス履歴」の項目自体が表示されません。

「不明な部品」と表示された場合:注意すべき点

「不明な部品」と表示された場合、以下の点に注意が必要です。

  • 互換性の問題: 非正規の部品は、Apple純正部品と比べて品質が劣る場合があり、iPhoneの動作に悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、バッテリーの持ちが悪くなる、ディスプレイの色味が変わる、カメラの性能が低下するなどです。
  • セキュリティのリスク: 非正規の部品の中には、マルウェアが仕込まれている可能性も否定できません。個人情報の漏洩や不正アクセスなどのリスクにつながる可能性があります。
  • Appleの保証対象外: 非正規の修理を行った場合、Appleの保証対象外となる場合があります。故障した場合、無償修理を受けられなくなる可能性があります。

分解履歴を確認する上での注意点

  • iOSのバージョン: iOS 15.2未満のバージョンでは、「部品とサービス履歴」の項目が表示されません。
  • 誤表示の可能性: まれに、正規の修理を行った場合でも「不明な部品」と表示される場合があります。Apple Storeや正規サービスプロバイダに確認することをおすすめします。
  • 完全な履歴ではない: 分解履歴は、必ずしも完全なものではありません。特に、ごく初期の修理履歴や、ユーザー自身が分解した場合などは記録されない可能性があります。

まとめ

iPhoneの分解履歴を確認することは、その状態を判断する上で重要な手がかりとなります。iOS 15.2以降のiPhoneであれば、「設定」アプリから簡単に確認できるので、ぜひ活用してみてください。「不明な部品」と表示された場合は、互換性やセキュリティのリスクを考慮し、慎重に対応しましょう。

この記事が、あなたのiPhoneライフをより安全で快適にするための一助となれば幸いです。