IPhoneの自動翻訳をオフにするには？

iPhoneで自動翻訳をオフにする方法は、利用するアプリや状況によって異なります。単にChromeブラウザだけでなく、Safariなどの標準ブラウザ、あるいは特定のアプリ内で表示される翻訳機能をオフにする方法まで、包括的に解説します。

1. Safariでの自動翻訳のオフにする方法:

SafariはiOS標準のブラウザであり、多くのユーザーが利用しています。Safariの自動翻訳機能を無効にするには、設定アプリを使用します。

1. 設定アプリを開きます: iPhoneのホーム画面から、灰色の歯車アイコンの「設定」アプリをタップします。
2. Safariを選択します: 設定アプリのリストから「Safari」をタップします。
3. 言語と翻訳の設定を探します: 「言語」または「一般」セクションを探します。 iOSのバージョンによって、メニュー構成が若干異なる場合があります。 「言語」セクションに「翻訳」や「ウェブサイトの翻訳」といった項目があれば、それをタップします。 もし「言語」セクションに関連項目が見つからない場合は、「一般」セクションを詳しく調べてみてください。 「一般」セクションにも同様の項目が存在する可能性があります。
4. 「翻訳」機能をオフにします: 「ページの翻訳」や類似の項目のトグルスイッチをオフの位置に切り替えます。 これにより、Safariは今後ウェブページを自動的に翻訳しなくなります。

2. Chromeブラウザでの自動翻訳のオフにする方法:

Chromeブラウザでも、自動翻訳機能を無効にできます。

1. Chromeアプリを開きます: iPhoneのホーム画面から、Chromeアプリのアイコンをタップします。
2. Chromeの設定を開きます: 画面右上の三点リーダー（縦に並んだ三つの点）をタップし、「設定」を選択します。
3. 言語と入力を探します: 設定メニュー内から「言語」または「言語と入力」を選択します。 場合によっては、「サイトの設定」や「プライバシーとセキュリティ」の下位メニューに存在する可能性があります。
4. 翻訳の設定を探します: 「ページの翻訳」や類似の項目を探します。通常、オン/オフを切り替えることができるトグルスイッチが用意されています。
5. 「ページの翻訳」をオフにします: トグルスイッチをオフの位置に切り替えます。

3. その他のアプリにおける自動翻訳の無効化:

多くのアプリは、独自の翻訳機能を持っています。これらのアプリでの自動翻訳の無効化方法は、アプリによって異なります。一般的には、アプリの設定メニューを探し、「翻訳」や「言語」といった項目を確認することで、翻訳機能をオフにできるトグルスイッチやオプションを見つけることができます。 各アプリのマニュアルやヘルプを参照することをお勧めします。

4. システム言語の設定変更について:

iPhoneのシステム言語を変更することで、自動翻訳の挙動に影響を与える可能性があります。ただし、これは、すべてのアプリの翻訳をオフにするものではなく、システム全体で言語設定を変更することになります。この方法は、すべてのアプリの翻訳をオフにすることを目的としていない場合は避けるべきです。

自動翻訳は便利な機能ですが、誤訳やニュアンスの欠落といった問題が起こる可能性があります。正確な情報を必要とする場合や、原文を確認したい場合は、上記のいずれかの方法で自動翻訳をオフにして利用することをお勧めします。 各アプリの設定メニューは頻繁に更新されるため、上記の指示と異なる場合もあることをご了承ください。 不明な点がある場合は、該当するアプリのヘルプドキュメントを参照するか、アプリの開発者に問い合わせてください。