IPhoneを機種変する前に前の端末を初期化するには?

0 ビュー

iPhoneを機種変更する前に初期化するには、「設定」アプリから「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。パスコードとApple IDパスワードを入力し、最終確認で初期化を実行してください。これにより、個人情報が完全に削除され、安全に譲渡できます。

コメント 0 好き

iPhoneの機種変更、ワクワクする瞬間ですよね! しかし、新しいiPhoneを手に入れる前に、忘れてはいけない重要なステップがあります。それは、旧iPhoneのデータ消去、つまり初期化です。単にデータを消去するだけでなく、個人情報や機密データの漏洩を防ぎ、安全に機種変更を行うためには、適切な初期化手順を踏むことが不可欠です。この記事では、iPhoneを機種変更する前に、万全を期して初期化する方法を詳しく解説します。

まず、初期化を行う前に確認しておきたい点がいくつかあります。

1. バックアップは済んでいますか?

機種変更前に、必ずiCloudやコンピュータへのバックアップを取っておきましょう。写真、連絡先、アプリ、設定など、大切なデータは全てバックアップしておけば、新しいiPhoneに復元することができます。バックアップがないと、せっかくのデータが失われてしまう可能性があります。iCloudバックアップは、Wi-Fi環境下で「設定」>「[あなたの名前]」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」から実行できます。コンピュータへのバックアップには、Finder(macOS)やiTunes(古いmacOS/Windows)を使用します。

2. 関連サービスからのログアウトは済んでいますか?

iCloud、Apple Music、Netflix、各種ゲームアプリなど、使用していたアプリから全てログアウトしましょう。 特にiCloudは、重要なデータの保管場所であるため、ログアウトを怠ると、新しいデバイスでもデータにアクセスできてしまう可能性があります。各アプリの設定を確認し、ログアウトの手順に従って、確実にログアウトすることを確認してください。

3. 重要なデータの確認は済んでいますか?

初期化を実行すると、iPhone内の全てのデータが消去されます。バックアップは取ったとしても、重要なデータがバックアップに含まれているか、改めて確認しておきましょう。特に、クラウドサービスに保存されていない重要なファイルなどは、事前にパソコンなどにコピーしておくと安心です。

さて、いよいよ初期化の手順です。

iPhoneの初期化手順:

  1. 「設定」アプリを開きます。 ホーム画面にある歯車アイコンをタップします。

  2. 「一般」をタップします。 下の方にスクロールして、「一般」を選択します。

  3. 「[あなたの名前]」をタップします。(iOS15以降) iOS15以降では、この手順が追加されています。自分のApple ID名が表示されている箇所をタップします。

  4. 「iPhoneを転送またはリセット」をタップします。 iOS15以前の場合は、手順3をスキップしてこの手順に進みます。

  5. 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。 この操作でiPhone上の全てのデータが消去されます。念のため、もう一度確認画面が表示されますので、内容をよく確認しましょう。

  6. パスコードとApple IDのパスワードを入力します。 セキュリティのため、パスコードとApple IDのパスワードの入力が求められます。

  7. 「iPhoneを消去」をタップします。 これで初期化プロセスが開始されます。完了まで数分かかりますので、しばらくお待ちください。

初期化が完了したら、iPhoneは工場出荷時の状態に戻ります。新しいiPhoneへのデータ移行や、端末の譲渡など、次のステップに進むことができます。

機種変更は、新しいiPhoneへの期待感と同時に、データ管理の責任を伴います。 上記の手順を確実に実行し、大切なデータを保護しながら、スムーズな機種変更を実現しましょう。 少しでも不安な点があれば、Appleサポートに問い合わせることも検討してください。