PINコードを10回間違えるとどうなる？

PINコードを10回間違えたらどうなる？ 知っておくべき全容と対策

PINコードは、スマートフォンやSIMカードを不正利用から守るための重要なセキュリティ機能です。しかし、うっかり忘れてしまったり、何度も間違えて入力してしまうこともありますよね。特にドコモのUIMカード（SIMカード）やeSIMの場合、PINコードを10回連続で間違えると、カードがロックされてしまうことはよく知られています。

では、実際にロックされた場合、何が起こり、どう対処すれば良いのでしょうか？この記事では、PINコードロックの全容とその対策について、より詳しく解説します。

1. ロックされた時の状態：何が使えなくなるのか？

PINコードロックがかかると、SIMカード自体が機能停止状態になります。具体的には、以下の機能が利用できなくなります。

• 通話: 発信も受信もできなくなります。
• データ通信: インターネット接続ができなくなります。
• SMS: ショートメッセージの送受信もできません。

つまり、スマートフォンがほぼ使用不能な状態になるということです。緊急時の連絡手段も失われるため、非常に不便な状況に陥ります。

2. ロック解除に必要なPUKコードとは？

PINコードロックを解除するためには、「PUK（Personal Unblocking Key）コード」と呼ばれる8桁の暗証番号が必要です。これは、SIMカード固有の番号で、PINコードとは全く異なります。PUKコードは、通常SIMカードの契約時に渡される書類に記載されているか、My docomoなどのオンラインサービスで確認できます。

3. PUKコードの確認方法と注意点

• 契約時の書類: SIMカードが貼り付けられていた台紙や、契約時に渡された書類に記載されていることが多いです。紛失しないように大切に保管しておきましょう。
• My docomo: ドコモの公式サイトまたはMy docomoアプリにログインし、契約内容の確認画面でPUKコードを確認できます。ただし、ログインにはdアカウントが必要になります。
• ドコモショップ: 上記の方法で確認できない場合は、ドコモショップで本人確認書類を提示することで、PUKコードを教えてもらうことができます。

注意点: PUKコードも、間違えて入力するとロックされてしまうことがあります。PUKコードの入力回数制限は一般的に10回とされており、制限回数を超えるとSIMカードが完全に使用できなくなってしまいます。慎重に入力するようにしましょう。

4. PUKコード入力後の手順

PUKコードを入力すると、新しいPINコードを設定する画面が表示されます。ここで、忘れないように、覚えやすいPINコードを設定しましょう。

5. PUKコードが分からなくなった場合は？

もしPUKコードがどうしても分からなくなってしまった場合は、ドコモショップでSIMカードの再発行手続きを行う必要があります。再発行には手数料がかかる場合があり、手続きには本人確認書類が必要です。

6. PINコードロックを未然に防ぐための対策

• PINコードを忘れないようにメモしておく: 信頼できる場所にPINコードをメモしておきましょう。スマートフォンのメモアプリに保存する場合は、アプリ自体にロックをかけるなどの対策を講じましょう。
• 指紋認証や顔認証を活用する: スマートフォンのロック解除に指紋認証や顔認証を設定しておけば、PINコードを入力する機会を減らすことができます。
• 定期的にPINコードを確認する: 時々、PINコードを思い出せるか確認してみましょう。

まとめ

PINコードロックは、一度かかってしまうと解除に手間と時間がかかります。事前にPUKコードを確認しておくことはもちろん、PINコードを忘れないように対策を講じることが重要です。万が一ロックされてしまった場合は、落ち着いてPUKコードを確認し、正しい手順でロック解除を行いましょう。もしPUKコードが分からなくなってしまった場合は、早めにドコモショップに相談することをおすすめします。

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