Wi-FiでSIMカードを抜いたらどうなる？

SIMカードを抜いたWi-Fi接続時のスマートフォン機能制限

スマートフォンからSIMカードを抜いてWi-Fiに接続すると、携帯電話回線を利用する一部の機能が制限されます。

制限される機能:

• 通話: 携帯電話回線を使用できないため、通話はできません。
• SMS: 同様に、SMSも送信・受信できません。
• 電話番号認証: 電話番号の認証が必要なアプリやサービス（モバイルバンキング、ソーシャルメディアなど）は利用できません。

利用可能な機能:

• Web閲覧: Wi-Fiに接続していれば、インターネットへのアクセスやブラウザでのWebの閲覧は可能です。
• Wi-Fi接続アプリ: Wi-Fi接続を前提としたアプリ（ストリーミングサービス、ゲームなど）は問題なく使用できます。

これらの制限は、SIMカードが携帯電話の識別と、ネットワークへの接続に使用されるためです。SIMカードを抜くと、スマートフォンは携帯電話ネットワークに接続できなくなり、携帯電話回線を介したサービスが利用できなくなります。

ただし、Wi-Fiに接続していれば、Wi-Fiを介して利用できる機能は制限されません。たとえば、Wi-Fi通話をサポートしている一部のスマートフォンでは、SIMカードがなくてもWi-Fi経由で通話できます。

SIMカードを抜いてもWi-Fi接続を維持することで、スマートフォンの基本的な機能を維持しながら、プライバシーを保護したり、データローミング料金を回避したりできます。ただし、携帯電話回線を必要とする機能を利用する場合は、SIMカードを挿入する必要があります。