小学校を卒業したら大人料金になるのはいつですか？

小学校を卒業したら、いつから大人料金になるの？ 春休み、卒業旅行…ワクワクするイベントが盛りだくさんの小学校卒業シーズン。でも、ちょっと気になるのが「大人料金」です。友達と遊びに行くにも、電車に乗るにも、映画を見るにも、気になるのは料金。いったいいつから「大人」扱いになるのでしょうか？

実は、一概に「この日から！」と言い切れないのが難しいところ。サービスや施設によって基準が異なり、少し複雑なんです。大きく分けて、以下の３つのパターンがあります。

1. 3月31日まで子ども料金：学籍基準

多くの施設やサービスでは、小学校卒業後も3月31日までは子ども料金が適用されます。これは、学校に在籍している期間を基準としているためです。卒業式は終わっていても、3月31日までは正式に小学校の児童として学籍が残っています。そのため、遊園地、映画館、美術館、動物園、バス、多くの交通機関などで、子ども料金で利用できることが多いです。春休みに友達と遊びに行く際も、まだお得に楽しめますね。

2. 4月1日から大人料金：学年基準

中学校入学とともに、多くのサービスで大人料金が適用されます。4月1日になると、中学校の学籍となり、新たな学年が始まるためです。この基準を採用しているのは、例えば、携帯電話の契約、一部のスポーツクラブ、学習塾などです。また、公共施設の利用料金なども、4月1日以降は学年が変わるため、大人料金になるケースが多いです。

3. 年齢基準：サービスごとに異なる

年齢を基準にしているサービスもあります。例えば、JRの乗車券は、12歳以上が大人料金となります。小学校卒業の時期に関わらず、誕生日の関係で、6年生でも大人料金になる場合があります。また、映画館によっては、年齢によって子ども・学生・一般と料金が細かく設定されている場合もあります。

このように、サービスによって基準が異なるため、事前に確認することが大切です。公式ウェブサイトで料金表を確認したり、直接問い合わせて確認することで、思わぬ出費を防ぐことができます。

確認方法のポイント

• 公式ウェブサイト: 多くの施設やサービスは、公式ウェブサイトに料金情報を掲載しています。「料金」「ご利用案内」などのページを探してみましょう。
• 電話で問い合わせ: ウェブサイトに情報がない場合や、分かりにくい場合は、直接電話で問い合わせるのが確実です。
• 現地で確認: チケット売り場や受付などで、料金表を確認することもできます。

保護者の方へ

お子さんが小学校を卒業する際は、一緒に料金について調べてみる良い機会です。サービスによって基準が異なることを理解し、自ら情報を調べる力を養うサポートをしてあげましょう。また、予算を立てて計画的に行動することも、大切な学びとなります。

卒業は新たなスタート。大人料金への変化も、成長の証として捉え、楽しい春休み、そして中学校生活を迎えられるように準備を進めていきましょう。