第5文型の見分け方は?
第4文型と第5文型の違いは、目的語とその後ろの言葉の関係にあります。 目的語=後ろの言葉の関係が成り立てば第5文型、成り立たなければ第4文型です。例えば、「I make him happy」だと him=happy の関係が成り立つので第5文型です。
第5文型を見抜くための虎の巻:目的語と補語の関係性を解き明かす!
英語学習において、文型を理解することは文構造を把握し、正確な英文を読み書きするための重要な基礎となります。特に、第4文型と第5文型の区別は、多くの学習者がつまずくポイントです。例文にあるように、「目的語=後ろの言葉」の関係性を判断基準とするのは有効な手段ですが、より深く理解するためには、いくつかのコツと注意点があります。
1. 第5文型の本質:主語が目的語に働きかける結果
第5文型(S+V+O+C)は、「主語が、目的語に対して何らかの行為を行い、その結果、目的語がどのような状態になるのか」を表す構造です。つまり、目的語は「誰/何が」、補語は「どんな状態/どんな存在になったか」を示します。
- 例:She painted the wall blue. (彼女は壁を青く塗った)
- この文では、彼女が「塗る」という行為を行った結果、壁が「青い」状態になったことを表しています。壁=青い、という関係が成り立ちます。
2. 第4文型との決定的な違い:間接目的語の有無
第4文型(S+V+O1+O2)は、「主語が、誰/何に、何を与える/伝える」という構造です。O1は間接目的語(〜に)、O2は直接目的語(〜を)を表します。つまり、第4文型には必ず「間接目的語」が存在し、これが第5文型との大きな違いとなります。
- 例:He gave me a book. (彼は私に本をくれた)
- この文では、「私(me)」が間接目的語、「本(a book)」が直接目的語です。「私=本」という関係は成り立ちません。
3. 補語の種類を見極める
第5文型の補語には、主に以下の種類があります。
- 形容詞: 目的語の状態を表します。(例:make him happy)
- 名詞: 目的語の身分や役割を表します。(例:They elected him president. 彼らは彼を大統領に選んだ)
- to不定詞: 目的語が行うべき行為や予定を表します。(例:I want you to come. 私はあなたに来てほしい)
- 原形不定詞: 知覚動詞や使役動詞と結びつき、目的語の動作を表します。(例:I saw him run. 彼が走るのを見た)
- 現在分詞/過去分詞: 目的語の状態や動作を表します。(例:I found the door locked. ドアが鍵のかかった状態であるのを見つけた)
補語の種類を把握することで、文全体の意味をより深く理解することができます。
4. 紛らわしい動詞に注意!
一部の動詞は、第4文型と第5文型の両方で使用されることがあります。例えば、”call”は、「電話をかける」という意味で第3文型で使われることもあれば、「〜と呼ぶ」という意味で第5文型で使われることもあります。文脈によって、どの文型で使われているのか判断する必要があります。
5. 練習問題をこなす
最後に、文型を見抜く力を養うためには、実際に多くの英文に触れ、文型を意識しながら読み解く練習が不可欠です。様々な例文を参考に、目的語と補語の関係性、間接目的語の有無などを意識して、文型を判断する練習を繰り返しましょう。
これらのポイントを踏まえ、例文にある「目的語=後ろの言葉」の関係性を意識することで、第5文型をより的確に見抜くことができるようになるでしょう。頑張ってください!
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