お土産を袋のまま渡してもよいですか？

おみやげを袋のまま渡しても失礼ではないか

手土産を渡す際には、一般的には袋から出して渡すのがマナーとされています。これは、埃や汚れから手土産を守るためです。

しかし、状況によっては、袋のまま渡しても失礼にはあたらない場合があります。

袋のまま渡してもよい場合

• 持ち運びが必要な場合: 食事会や外出先で手土産を渡す場合、相手が手土産を持ち運ぶのに苦労しないよう、袋のまま渡した方が親切です。この際、一言「袋ごと失礼します」と添えるのが丁寧です。
• 埃を防ぐ必要がある場合: 手土産が壊れやすいものや、埃をよけたいもの（例：お菓子や美術品）の場合、埃を防ぐために袋に入れたまま渡しても問題ありません。
• 贈り主の意向が優先される場合: 贈り主が「袋のまま渡してほしい」と明確に指定している場合は、その意向に従いましょう。

袋から出すべき場合

• formalな場: 結婚式や法要など、格式高い席では、手土産は必ず袋から出して渡すのがマナーです。
• 目上の方への贈り物: 上司や先輩など、目上の方には、敬意を表して袋から出して渡しましょう。
• 贈り物が見えることが喜ばれる場合: 手作りの品や、相手の好みに合わせて選んだものなど、贈り主の気持ちが伝わるような手土産は、袋から出して渡すと喜ばれます。

状況に応じて判断する

おみやげを袋のまま渡すか、袋から出すかは、状況に応じて判断することが大切です。相手への配慮を忘れず、失礼のない渡し方を心がけましょう。