インバウンドが多い都市はどこですか?

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インバウンド客数が最も多い都市はバンコクで、コロナ禍前の水準を上回る3240万人を記録しました。次いでイスタンブールが2300万人、ロンドンが2170万人と続いています。東京はトップ10には入らず、12位にランクインしました。

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インバウンド客数が多い都市

近年、観光産業においてインバウンド需要が高まっています。海外から訪れる観光客の数は世界的に増加しており、各都市はインバウンド客の獲得競争を繰り広げています。

パンデミックの影響はあったものの、世界的に観光産業は回復の兆しを見せています。そこで、最新の統計データに基づき、インバウンド客数が多い都市を調査しました。

インバウンド客数トップ10都市

  1. バンコク(タイ):3240万人(2022年、コロナ禍前の水準を上回る)
  2. イスタンブール(トルコ):2300万人
  3. ロンドン(イギリス):2170万人
  4. パリ(フランス):2080万人
  5. ドバイ(アラブ首長国連邦):2000万人
  6. ニューヨーク(アメリカ):1900万人
  7. ローマ(イタリア):1780万人
  8. マドリード(スペイン):1770万人
  9. メキシコシティ(メキシコ):1640万人
  10. モスクワ(ロシア):1410万人

アジアにおけるインバウンドの動向

アジアでは、バンコクがインバウンド客数で首位を占めています。タイ政府の積極的な観光振興策や、比較的低い物価などが要因と考えられます。バンコクに次いで上位にランクインした都市は、東京ではなく、ソウル(11位)となっています。

日本のインバウンドの現状

残念ながら、東京はインバウンド客数トップ10には入っていません。2022年のインバウンド客数は約800万人で、コロナ禍前の水準のわずか17%にとどまっています。政府はインバウンド需要の回復に向けた様々な施策に取り組んでいますが、依然として厳しい状況が続いています。

インバウンド需要の要因

インバウンド需要が高まっている要因には、以下のようなものがあります。

  • 海外旅行の低価格化
  • ビザ取得の簡素化
  • ソーシャルメディアによる旅行情報の共有
  • 新興国の経済成長

今後の方向性

パンデミックが収束に向かう中、インバウンド需要はさらに高まると予想されています。観光産業は各国の経済を支える重要な柱となっており、今後もインバウンド客の獲得競争が激化していくことが見込まれます。各都市は、魅力的な観光資源の開発や、インバウンド客のニーズに合わせたサービスの提供など、より一層の取り組みが必要となるでしょう。