カラコンは国際線検査で引っかかりますか？

カラコンは国際線検査で本当に大丈夫？ 知っておきたい機内持ち込みの注意点

国内線同様、カラコンは基本的に国際線の保安検査でも問題なく通過できます。現在、カラコンは多くの国で医療機器として扱われており、適切な管理下で使用されることを前提としているためです。そのため、手荷物に入れて機内持ち込み可能です。

しかし、国際線となると、国内線とは異なる注意点もいくつか存在します。安心して旅行を楽しむために、事前に確認しておきましょう。

1. 液体持ち込み制限に注意！

カラコン自体は問題ありませんが、レンズを保存する保存液は液体物として扱われます。国際線では、通常、100mlを超える液体物の機内持ち込みは制限されています。保存液が100mlを超える場合は、預け入れ荷物に入れるか、100ml以下の容器に移し替えて透明なジップロックに入れる必要があります。

旅行の日数や使用頻度を考慮し、必要な保存液の量を事前に確認しておきましょう。使い切りタイプのレンズケースと保存液のセットなどを活用すると、よりスマートに持ち運びできます。

2. 税関で質問される可能性も？

稀に、税関でカラコンについて質問される場合があります。これは、国によってはカラコンの規制が異なるため、確認の意味合いで行われることが多いです。落ち着いて、以下の点を説明できるように準備しておきましょう。

• 個人的な使用目的であること: 販売目的ではないことを明確に伝えましょう。
• 処方箋を持っていること: もし処方箋があれば、提示することでスムーズに説明できます。処方箋がない場合でも、普段使用しているカラコンである旨を伝えれば問題ありません。

3. 使用する国のカラコン規制を確認！

渡航先の国によっては、カラコンの販売や使用に規制がある場合があります。事前に、渡航先の国の規制情報を確認しておくことが大切です。特に、初めてカラコンを使用する方は、トラブルを避けるためにも、日本で購入し、使い慣れたものを持参することをおすすめします。

4. 機内での乾燥対策を忘れずに！

機内は乾燥しやすく、カラコンを使用していると目が乾きやすくなります。長時間のフライトの場合は、特に注意が必要です。

• 目薬を持参する: 防腐剤フリーの人工涙液タイプの目薬を常備し、こまめに点眼しましょう。
• 長時間装用を避ける: 必要に応じて、メガネと併用するなど、装用時間を調整しましょう。
• レンズを外せるように準備する: 万が一、レンズが合わなくなった場合に備えて、保存液とレンズケースを機内持ち込みの手荷物に入れておくと安心です。

まとめ

カラコンは国際線でも基本的に持ち込み可能ですが、液体持ち込み制限や税関での質問、渡航先の国の規制など、事前に確認しておくべき点があります。万全の準備をして、快適な空の旅を楽しみましょう。