キャリーケースに食べ物を入れることはできますか？

キャリーケースに食べ物を入れてもいい？旅のお供に美味しいグルメを！

旅行の楽しみの一つといえば、現地のグルメを堪能すること。でも、旅先でしか手に入らない特別な食べ物を、お土産として持ち帰りたいと思う方も多いでしょう。そこで気になるのが、「キャリーケースに食べ物を入れてもいいの？」という疑問。答えは、基本的には「YES」です。ただし、いくつかの注意点を守ることが大切です。

この記事では、機内持ち込みと預け入れ荷物それぞれの場合について、食品持ち込みのルールや注意点、おすすめの食品、そしてトラブルを防ぐためのパッキングのコツまで、詳しく解説していきます。

機内持ち込み：手軽なおやつから液体物まで

機内持ち込み手荷物に食品を持ち込む場合、最も重要なのは液体の制限です。100ml以下の容器に入れ、ジッパー付きの透明プラスチック袋（容量1リットル以下）にまとめて入れる必要があります。このルールは、ジュースや調味料、ジャム、はちみつなどにも適用されます。

固形物の食品、例えばスナック菓子、パン、チョコレート、キャンディーなどは、基本的に持ち込み可能です。ただし、匂いが強いものや、周囲に迷惑をかける可能性のあるものは避けましょう。例えば、キムチや納豆、 durian（ドリアン）などは、機内の密閉された空間では匂いが充満しやすく、周りの乗客に不快感を与える可能性があります。

また、果物や野菜も持ち込み可能ですが、検疫の対象となる場合があります。特に海外から日本へ持ち込む場合は、植物防疫所に申告する必要があります。輸入が禁止されているものもあるので、事前に確認しておきましょう。

預け入れ荷物：お土産もたっぷり持ち帰ろう

預け入れ荷物に関しては、機内持ち込みよりも多くの食品を持ち込むことができます。瓶詰や缶詰、真空パックされたものなど、液体や固形物問わず、比較的自由に持ち込み可能です。ただし、生ものや要冷蔵の食品は、保冷剤を入れても長時間の輸送に耐えられない可能性があるので、避けるのが無難です。

特に注意が必要なのは、肉製品や乳製品です。国によっては、持ち込みが禁止されている場合や、検疫が必要な場合があります。事前に渡航先の国の規制を確認しておきましょう。

おすすめの持ち込み食品＆賢いパッキング術

旅行中に手軽に食べられるものとしては、個包装のお菓子やナッツ、ドライフルーツなどがおすすめです。また、フリーズドライの味噌汁やスープなども、軽くて持ち運びに便利です。

お土産として人気なのは、ご当地のお菓子や調味料、お茶など。瓶や缶に入ったものは、割れないように緩衝材で包み、衣類などに挟んで固定しましょう。液体物は、ジップロックなどの密閉袋に二重に入れておくのが安心です。

食品をパッキングする際は、匂い漏れを防ぐことも大切です。特に匂いが強いものは、密閉容器に入れてからさらにビニール袋で包むなど、二重三重の対策をしましょう。

トラブルを避けるためのポイント

• 渡航先の国の食品持ち込み規制を事前に確認する
• 生ものや要冷蔵の食品は避ける
• 液体は100ml以下の容器に入れ、透明な袋にまとめて入れる
• 匂いが強いものは密閉容器に入れる
• パッキングは丁寧に、割れ物には緩衝材を使う

これらのポイントを守れば、美味しい食べ物を安心して旅のお供にできます。事前の準備をしっかり行い、快適で楽しい旅行を満喫しましょう！