スーパーはくとには自由席はありますか？

スーパーはくとに自由席はもうない？指定席化で何が変わった？

2023年3月16日、JR西日本はダイヤ改正を実施し、多くの鉄道ファンに衝撃が走りました。なんと、これまで親しまれてきた「スーパーはくと」「スーパーいなば」「やくも」の3路線において、自由席が全廃となったのです。

かつては、ふらっと駅に行って、空いていれば気軽に乗り込むことができた自由席。しかし、今回の改正により、これらの特急列車に乗車するには、事前に指定席券を購入することが必須となりました。

特に、鳥取県から京都府を結ぶ特急「スーパーはくと」は、観光客だけでなく、ビジネスマンや学生など、幅広い層に利用されてきました。倉吉～京都間を結ぶ速達性の高い交通手段として、自由席の存在は大きな魅力でしたが、それも過去の話となってしまいました。

指定席化によるメリット・デメリット

今回の指定席化は、利用者にとってメリットとデメリットの両面があります。

メリット

• 確実に座れる安心感: これまでは、乗車前に長い列に並んだり、満席で座れなかったりするリスクがありましたが、指定席であれば事前に座席を確保できるため、安心して乗車できます。
• 車内環境の向上: 自由席は混雑しやすく、車内環境の悪化につながることもありました。指定席化により、座席数が制限され、車内空間によりゆとりが生まれ、快適な移動が期待できます。

デメリット

• 料金の値上げ: 指定席化に伴い、料金が値上げされました。自由席を利用していた人にとっては、負担増となる可能性があります。
• 利便性の低下: これまでは、思い立った時に駅に行き、自由席を利用することができましたが、指定席化により、事前にチケットを購入する手間が増えました。

指定席の予約方法

指定席は、JRの窓口や指定席券売機、インターネット予約サービス「e5489」などで購入することができます。乗車日や時間帯によっては、希望の席が満席になっている場合もあるため、早めの予約がおすすめです。

まとめ

今回のダイヤ改正により、スーパーはくとを含む3路線で自由席は廃止され、全席指定席となりました。料金は値上げされましたが、確実に座れる安心感や車内環境の向上など、メリットも存在します。

利用者は、事前に指定席を予約するなど、新しいシステムに合わせた利用方法を心がけましょう。