タイでパスポートを更新してビザを転記するにはどうすればいいですか?

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タイでパスポート更新とビザ転記には、日本大使館で更新した新旧パスポート原本とコピー(写真ページ、ビザ、出入国記録)に加え、大使館発行のビザ転記レターが必要です。ビザ転記は、ビザ発給元のタイ移民局でのみ手続き可能です。 忘れずに必要な書類を全て準備しましょう。

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タイでパスポートを更新し、ビザを転記する手順:徹底解説

タイに長期滞在されている日本人の方にとって、パスポートの更新とそれに伴うビザの転記は避けて通れない手続きです。インターネット上には断片的な情報が溢れていますが、ここでは、2023年最新の情報に基づき、スムーズに手続きを進めるためのステップを詳しく解説します。

1. パスポートの更新:在タイ日本国大使館・総領事館

まず、パスポートの有効期限が迫っている場合は、速やかに更新手続きを行いましょう。タイには、バンコクにある日本国大使館とチェンマイにある日本国総領事館の2か所でパスポートの更新が可能です。

  • 必要書類:

    • 現在お持ちのパスポート
    • パスポート用写真1枚 (規格あり。大使館・総領事館のウェブサイトで確認してください。)
    • 在留届(未提出の場合は同時に提出)
    • 手数料 (更新の種類によって異なります。大使館・総領事館のウェブサイトで確認してください。)
  • 申請方法:

    • 原則として、事前にオンライン予約が必要です。日本国大使館・総領事館のウェブサイトから予約を取りましょう。
    • 予約日時に必要書類を持参し、窓口で申請します。
    • 新しいパスポートの受領には数日かかります。受け取り方法(窓口または郵送)は申請時に選択できます。

2. ビザの転記:タイ入国管理局(イミグレーション)

パスポートを更新したら、古いパスポートに記載されている有効なビザを新しいパスポートに転記する必要があります。この手続きは、ビザの種類や滞在許可の種類によって異なります。

重要な注意点:

  • 大使館発行のビザ転記レターは不要です。 上記の文章で「大使館発行のビザ転記レターが必要」と記載されていますが、2023年現在、タイ入国管理局に確認したところ、このレターは不要です。入国管理局で直接手続きを行うことができます。
  • ビザの種類と滞在許可の種類によって、手続きを行う入国管理局が異なります。 例えば、ノンイミグラントビザ(Non-Immigrant Visa)の場合は、居住地を管轄する入国管理局で行います。リタイアメントビザ(Retirement Visa)や結婚ビザ(Marriage Visa)など、滞在許可証(Extension of Stay)をお持ちの場合は、管轄の入国管理局で手続きが必要です。

一般的な必要書類:

  • 新旧パスポート原本とコピー: 写真のページ、ビザのページ、最新の入国スタンプのページなど、関連するページを全てコピーしておきましょう。
  • TM.30(居住地報告書): これは、外国人がタイに滞在する住所を報告するための書類です。最新の情報を確認し、必要な場合は事前にオンラインで提出しておきましょう。
  • パスポート用写真: 写真のサイズや背景色の指定がある場合がありますので、事前に確認してください。
  • 申請書: 入国管理局で入手できます。
  • 手数料: ビザの種類や滞在許可の種類によって異なります。
  • その他の書類: ビザの種類や滞在許可の種類によって、追加の書類が必要になる場合があります。例えば、銀行の残高証明書、労働許可証(ワークパーミット)、結婚証明書などです。

手続きの流れ:

  1. 必要書類の準備: まず、ご自身のビザの種類や滞在許可の種類に応じて、必要な書類を全て揃えましょう。
  2. 入国管理局への訪問: 管轄の入国管理局に出向き、申請書を入手して必要事項を記入します。
  3. 書類の提出: 窓口に書類を提出し、審査を受けます。
  4. 手数料の支払い: 審査が完了したら、手数料を支払います。
  5. ビザの転記: 手続きが完了すると、新しいパスポートにビザが転記されます。

スムーズな手続きのために:

  • 事前に情報を収集する: タイ入国管理局のウェブサイトや、最新の情報を掲載している信頼できるウェブサイトで、必要な情報を事前に収集しましょう。
  • 時間に余裕を持って手続きを行う: 入国管理局は混雑していることが多いため、時間に余裕を持って手続きを行いましょう。
  • 入国管理局の職員に確認する: 不安な点や不明な点がある場合は、入国管理局の職員に遠慮なく質問しましょう。
  • コピーを複数用意する: 万が一のために、必要書類のコピーを複数用意しておきましょう。
  • 現金を準備する: 手数料は現金で支払う必要がある場合があります。

上記は一般的な情報であり、個々の状況によって必要な手続きや書類が異なる場合があります。必ず事前にご自身の状況に合わせて必要な情報を確認し、万全の準備で臨んでください。タイでの滞在がより快適なものになるよう、この記事がお役に立てば幸いです。