パラオは危ないですか？

パラオの治安状況

パラオは一般的に安全な国とされていますが、近年、観光客をターゲットにした犯罪の増加が報告されています。特に、若者による暴行、家屋侵入、車上荒らしなどの犯罪が懸念されています。

最新の事件では、2023年3月に日本人観光客がナイフで襲われ、貴重品を奪われた事件が発生しました。また、同月には、別の日本人観光客がホテルの部屋に侵入され、現金やパスポートを盗まれる事件が起きています。

これらの事件を受け、パラオ政府は治安対策を強化し、観光客を保護するためのパトロールの増強や、監視カメラの設置などの対策を講じています。

旅行者としてパラオを訪れる際には、以下の安全対策を講じることが重要です。

• 夜間の一人歩きは避け、グループで行動する。
• 貴重品は肌身離さず持ち運ぶ。
• ホテルや宿泊施設のドアや窓を常に施錠する。
• 車を安全な場所に駐車し、貴重品を車内に残さない。
• 怪しい人物や状況に注意する。
• トラブルに巻き込まれた場合は、すぐに警察に連絡する。

また、パラオの緊急連絡先は次のとおりです。

• 警察：911
• 観光警察：587-5900
• 日本国外務省領事サービスセンター：81-3-3580-3311

全体として、パラオは依然として安全な目的地ですが、旅行者は状況に注意し、適切な予防措置を講じて安全を確保することが重要です。